(Jタウンネットより)
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2016年5月9日放送で間近に迫る伊勢志摩サミット前の名古屋の様子を紹介していました。
賢島ではすでに24時間体制
5月26日から27日に開催される伊勢志摩サミット。志摩市の賢島を舞台に、日本、アメリカ、イギリスなど7か国の首脳が、国際社会の様々な課題について意見交換します。
メイン会場付近では重点的に警備が行われ、24時間体制で警察が目を光らせています。
6日の金曜日には愛知県内でも、一斉に検問が行われました。サミットに先駆けて、不審車両の検挙を目的としたものです。
サミットの玄関口ともなるセントレアでも、様々な警備が始まっています。
サミット期間中は空港利用者すべてが対象
すでにセントレア内にあるゴミ箱210個が、不審物を見つけやすいよう透明な窓付きのものに入れ替えられました。
さらにサミットに向けて、段階的な警備体制が予定されています。
11日からは空港内の工事や、不特定多数が集まるイベントを全て自粛。17日からは、コインロッカーの使用が禁止。
25日からは、スカイデッキへの立ち入り禁止と、サミット開催前後の25日から28日に、旅客ターミナル入口に警備を配置。空港内に立ち入る全ての人を対象として、身分証の確認と入館チェックが24時間体制で行われるとのことです。
セントレア以外でも
警備強化の様子は、名古屋駅でもJRや名鉄は、駅構内の巡回の回数を増やすなどして強化し、警察とも連携するとのこと。
さらに23日からは、JR東海管理のコインロッカーは全て使用禁止となります。
警備は空港や駅だけにとどまらず、25日から28日は名古屋市内とその周辺で、大規模な交通規制が予定されています。
こちらは各国首脳の移動日程によって左右されるため、事前の予告は難しいのが現状だそうです。
期間中に移動が必要になる方は、「道路状況はリアルタイムの情報収集をしてください」と愛知県警のサミット対策課長の鷲見敏彦さん。
早めの出発を心がけるなどが必要になるかもしれませんね。(ライター:神谷祐美)