宮城のある町では、こたつを「屋外」に持ち出して使う?!

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(Jタウンネットより)

[OH!バンデス – ミヤギテレビ] 2016年2月9日放送の「がんばろう!宮城」のコーナーで、ちょっと不思議で面白い光景を紹介していました。

画像はイメージです(Ian Lewisさん撮影、Flickrより)

炬燵

山元町・冬の新名物は「屋外こたつ」!?

宮城県山元町では、ある驚きの光景が話題となっています。

冬の寒空の下、住宅地の一角になぜか、屋外でこたつを囲んで盛り上がっている大人たちが!

実はこれ、町の旧跡や名所などにこたつを設置し、あたたまりながら交流を楽しむという「こたつで山元町の復興と観光をPRする活動」なのです。

始まりはもっと寒い「夜」だった

このパフォーマンスは「山元の未来への種まき会議」事務局長の岩佐さんが、震災ボランティアをきっかけに3年前からこの活動を始めました。

最初は「山元のきれいな星空を見よう」ということで、寒いからとこたつを外に持ち出したのだそう。

こたつがあるということで鍋とカセットコンロも準備したり、イベント会場に持っていったり、あらゆる場所でこたつを楽しんでいるのです。

若い岩佐さんが始めたこの取り組みに「周りから見ればふざけているように見えるかもしれない。けれど、地域を和ませている」と、ボランティアに尽力してきた地元のお寺の住職も期待を寄せます。

地域の子供達も気軽に立ち寄り宿題を広げたりと、老若男女が屋外こたつを囲む光景が普通になりつつある山元町。お花畑をバックにこたつに入る、なんていう不思議な写真を撮ることも可能です!きっと面白い体験になりそうですね。(ライター:M.)

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