石川県民が偏愛する「頭脳パン」 本当に頭が良くなるのかどうかは…?

この「記事」が気に入ったらみんなにシェアしよう!

みんなにシェアしよう!

(Jタウンネットより)

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2015年10月8日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「頭脳パン」の話題が取り上げられていました。

賢そうな博士の絵が書かれているレトロなパッケージは、昭和35年の発売から55年経っても、県民に愛され続けています。レーズンたっぷりでもちもちの県民にはお馴染みのパンですが、県外の人は知らない人が殆どなのです。

なぜ、県内だけに売られているのでしょうか?

頭がよくなるかは、努力次第

1960年に、ビタミンB1は、頭の働きをよくするという説がでました。その時に、ビタミンB1を含む小麦粉、「頭脳粉」なるものが頭脳パン連盟から開発され、全国で販売されました。しかし、ブームが終わると周りは製造を中止し、今では頭脳粉を製造しているのは、金沢市米泉町にある「金沢製粉」だけとなってしまったのです。

砂糖やレーズンが入ったパンは当時は珍しく、また甘いもの好きの石川県民にこの「頭脳パン」は、需要があったようです。そして、昔ながらのおいしさが今でも愛され続けています。

ちなみに、ビタミンB1は、糖をエネルギーに変えるのに必要な成分で、より脳を活性化してくれる効果があります。頭脳粉は、このビタミンB1を普通の小麦粉の2倍含んでいます。

そんな頭脳粉で作られた頭脳パン、受験シーズンには売上が伸びるそうですが、本当に頭がよくなるのかについては、「このパンを食べて、たくさん勉強してください」とパッケージに書いてあるのみです。

でも、そんなの関係ねえ〜ほど美味しいんですよね。(ライター:りえ160)

この「記事」が気に入ったら
みんなにシェアしよう!

MATOME