(Jタウンネットより)
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年10月21日放送で、スズメバチの駆除を行う会社を紹介していました。
スズメバチの被害増加
毒針に刺されアレルギー反応により、最悪の場合死に至ることもあるスズメバチ。
今年は梅雨前線の停滞と台風による長雨が原因で、山で巣を作れず住宅街などへの被害が増加しているとのこと。
岐阜県大垣市の「防除研究所」は、主に害獣や害虫の駆除を専門に行っています。
この時期一番多いのは蜂の問い合わせで、中でもスズメバチの駆除依頼が多いのだとか。
スズメバチの被害 今がピーク
秋に誕生する女王蜂を守るため今が最も攻撃性が高まり、人への被害もピークだそうです。
先月愛知・三重でスズメバチに刺され、12人が軽傷を負いました。岐阜県では90歳の女性が数か所を刺され、死亡するという痛ましいことも。
この日防除研究所に緊急の依頼が入り、滋賀県へ急行。現場にいたのは世界最大で凶暴と知られるオオズズメバチ。
エサを求めミツバチの巣を襲撃、幼虫を食べたと見られます。
一匹たりとも逃がさないよう、慎重に手づかみで捕えるハンター。粘着テープで一網打尽に。最後は巣を撤去して完了です。
蜂に遭遇したら
防除研究所の田中智哲さんによれば、急に出てきた蜂に驚いて手で払ったりは絶対にしてはいけないとのこと。静かに後ずさりして、蜂を刺激せずに立ち去るのが有効だと言います。
また蜂の巣は殻のようなもので覆われているため、中まで薬が届かないと薬をかけた瞬間に一斉に蜂が飛び出してきて非常に危険なため、駆除は業者に依頼をお勧めしますとのことでした。
蜂の種類や場所に応じて駆除方法も変えており、巣を見つけたらプロにお願いするのが無難ですね。(ライター:神谷祐美)