(Jタウンネットより)
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2015年10月19日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、百万石っていくら?という疑問について調べていました。
金沢と言えば「加賀百万石の城下町」、百万石と言うとやはり煌びやかなイメージ、豪華絢爛、加賀料理や九谷焼の美しいイメージがありますし、「石川ミリオンスターズ」、「ひゃくまんさん」など、スポーツの球団名やイメージキャラクター、各種イベントなどの名前にも取り入れられており、石川県を語るにあたってはなくてなならない言葉ですよね。
徳川幕府も警戒する驚きの経済力
しかし、百万石ってどれくらい?と言われても想像したこともない人がほとんどだと思います。
昔は、土地の生産性を「石」という石高で表していました。主に米の生産見込みだったのですが、石高が多いほど土地も大きく、米もよく採れることになります。
さて、実際なのですが、加賀百万石というと江戸時代に入ってすぐからと思いがちですが、実は、前田利家が能登に来たときは、まだ百万石ではなかったのです。実際、百万石を超えたのは、関ヶ原の戦いの後、前田利長が、加賀、越中、能登の3カ国を合わせた時です。122万5千石の日本最大の藩である加賀藩が成立しました。
そして、百万石の米の量ですが、18Lのポリタンク1000万個に相当するとのことです。重さにして150,000,000キロ、想像もできない量で、お金に換算すると600億円もあります。さずがに豪華なイメージのある加賀百万石だけあり、かなりの経済力があったのですね。(ライター:りえ160)