(Jタウンネットより)
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年10月16日放送で、関市のPR動画を紹介していました。
再生回数は15万回以上
9月30日、ある衝撃の動画が公開されました。

PR動画「もしものハナシ」結婚式の場面(関市プレスリリースより)
主婦が野菜にチョップ、テープでヒゲを抜く男性・・・ちょっとシュールな世界観で描かれているのは”刃物のない虚構の世界”。
岐阜県関市のPR動画「もしものハナシ(刃なし)」は、動画投稿サイトYouTubeに公開したところ、わずか半月で再生回数が15万回を超えました。
関市観光交流課の三輪博樹主任主査によれば、「関市とその特産品が刃物ということが知られていなかった」とのこと。
刃物と歩んだ歴史
岐阜県の真ん中、そして日本の真ん中に位置する関市は、人口約9万人。
最大のイベントは「刃物まつり」で、駅に刀のモニュメントなど刀に始まり、刀と歩んだ歴史は約700年。
現在も出荷額で見ると包丁は全国シェア約5割、ナイフは約6割と、関と言えば刃物のはずでは?
しかし関市が若い世代を中心にインターネットで行った「関市と特産品の両方を知っていますか?」というアンケートに対し、東海圏で約4割、首都圏では約1割という認知度だったとのこと。
動画の影響か 納税にも効果あり!?
あまりの認知度の低さに愕然とした関市では、なんとか関市と関の刃物を知ってもらいたいと一念発起。今回の動画づくりにとりかかったそうです。
関市民の皆さんも最初はシュールな動画に驚きを隠せなかったようですが、話題になるにつれ、おおむね受け入れられている様子。
動画の影響か、関市のふるさと納税は今まで月平均約40件でしたが、動画を公開した9月30日以降は、20日間で300件の申し込みがあったとのこと。
町のPRとしては大成功となった今回の動画、実はツッコミどころをあえて残しているとのこと。実際にぜひ見てください。(ライター:神谷祐美)