(Jタウンネットより)
[Jステーション-広島HOMEテレビ]2015年10月8日放送の「神無月の古都紀行」のコーナーで、風情漂う町「鳥取・倉吉」を紹介していました。
鳥取県倉吉市の、打吹玉川。白壁土蔵の古い建物が残るこの町は、江戸から明治にかけて商家の町として栄えました。
町の発展に欠かせなかったのが、「倉吉絣」と呼ばれる織物です。「赤瓦1号館」というお店では、倉吉絣の着物をレンタルすることができます。
町を満たす福の神!木彫りの置物
町のあちこちには、木彫りの置物が置かれていました。町の人に話を伺ってみると、町を福の神で満たそうということで、お店ごとに福の神が置いてあるのだとのこと。
このお店に置いてあった置物は、雷が落ちた木で彫られたと言われていて、男女の心のときめきを表して、縁結びにご利益があるとのことでした。
木彫りの福の神を作っているのは、倉吉市の仏師と呼ばれる匠です。仏師は、中国地方に5人しかいない貴重な存在です。そんな職人の製作現場を見学できるのが、「集仏庵」という工房です。工房に、所狭しと並べられた仏像。その数、約1,000体、圧巻の光景です。
12種類の風味が楽しめる「餅しゃぶ」と香り高い「石臼珈琲」
倉吉の名物料理は、「餅しゃぶ」です。ブルーベリーや柚など、12種類の味が楽しめる餅を、カツオだしにくぐらせていただきます。
名物グルメを満喫した後は、倉吉流のコーヒーで一息です。「久楽」のおすすめは、石臼で挽いたコーヒーです。希望すれば、体験することもできます。
さらに、サイフォン式のコーヒーメーカーで、香り高く仕上げます。こだわりの香り高いコーヒーがいただけます。また、砂糖とミルクの代わりに小豆を入れることで、柔らかい甘さを楽しむこともできます。
風情豊かな街の雰囲気と、昔ながらの文化を楽しむグルメで、心も体も、ゆっくりと癒されそうです。(ライター:haruhana)