熟練寿司職人とベテランフレンチシェフが出会った結果…→異色のコラボ店舗誕生

この「記事」が気に入ったらみんなにシェアしよう!

みんなにシェアしよう!

(Jタウンネットより)

画像はイメージです
画像はイメージです

[OH!バンデス – ミヤギテレビ] 2015年8月25日放送の「バンデス記者が行く!」のコーナーで、料理界の異色のコラボを実現したお店を紹介していました。

寿司とフレンチ、達人たちの新たな挑戦

青葉区一番町にある『寿司&フレンチコラボレーション 成巧寿し』は、2人の達人がお寿司とフレンチをコラボさせた、新スタイルのお店です。

寿司職人歴48年・佐藤成人親方(65歳)は、かつて仙台市内で『成巧寿し』を45年経営していました。市場で直接マグロを競り落とす希少な職人で、その目利きは他の職人からも一目置かれています。

フレンチ歴46年・佐藤禎一シェフ(67歳)は仙台フレンチ界のパイオニア的存在。数々のフランス料理の名店でシェフを務め、県フランス料理協会の会長でもあった料理人です。

そんな宮城料理界の重鎮のお二人はなんと「床屋さんで出会った」のだそう。会話を交わすうち、寿司親方の成人さんが「直感的に」コラボを提案しました。オファーを受けた禎一シェフも「海外でも今、寿司ブームですよね。フレンチとのコラボは面白い組み合わせ」と快諾し、お店は誕生しました。

優れた目利きによる食材に、熟練の技を生かした料理の数々

コラボ料理に使われる食材は、達人たちが長年の経験を生かして選んだ、マグロや仙台牛など最高級のものです。

「寿司にフレンチっぽい器を使ったり、なるべくフレンチを邪魔しないように」「従来のフレンチのようなボリュームでは多すぎるので、なるべく量より質にこだわりを」と互いのジャンルに配慮して作られた、彩り鮮やかなコラボレーションコース料理はデザート2品と飲み物付き全8品で4900円(税込)からと、とてもリーズナブルなんです。

それぞれを一番良いかたちで提供するため、出す順番にも気を配ります。

「するとお客様が、一品食べるごとに皆、唸っていかれる。こんなに嬉しいことはない。最初はとまどいもあったが、やってよかった」とお二人は笑顔で語ります。

「私たちが先陣を切ったコラボ業態が定着し、後に続いてもらえたら」ライバル店には自分たちのオリジナリティで対抗できる!との意気込みも、その経験からの自信に溢れていました。さらなる進化も期待できる達人たちが、今後の仙台の食文化をまだまだ引っ張って行ってくれることでしょう。(ライター:M.)

この「記事」が気に入ったら
みんなにシェアしよう!

MATOME