(Jタウンネットより)
[めんたいワイド- 福岡放送] 2015年8月27日放送の「特報THEスライドショー」のコーナーで全国的に増加している飲酒運転について取り上げました。
福岡県では飲酒運転は5年連続で減少傾向にありましたが、今年の上半期だけでを見ると前年度よりも8件多い741件発生しています。減少傾向とはいえ、上半期だけで741件はまだまだ多いですし、摘発されていない人もいるので実際はもっと多い人数の人が飲酒運転を行っているということになります。
飲酒運転をした人に話を聞くと「自分はしっかりと運転できるから大丈夫と思った」と自分を過剰評価している傾向が強いようです。
飲酒運転は減少していると言われているが、摘発者の75%はアルコール分0.25mgの悪質違反者(免許取り消し処分になる違反者)になっており、これが今問題となっています。
福岡県ではさらなる飲酒運転への罰則化を強化している
福岡県では9月より「福岡県飲酒運転撲滅条例」により1度でも飲酒運転の摘発を受けた人は病院などでアルコール依存症診断を受けなくてはいけなくなります。今でもこの条例はあったものの回数が決まっていなかったのですが、今回は1回と明確になりました。
この条例を違反すると罰金5万円となっていますが、今後この金額や罰則が変わることもあるようです。
飲酒運転は被害者を作ってしまうのはもちろん、自分の人生もだめにしてしまうということまで考えていない人が多いのも問題になっています。今後は学校教育などに飲酒運転について学ぶ場を設けるべきかも検討されています。(ライター:ぴよこ)