「年収300万円未満」時代に、宗像市のリフォーム補助はグッドな政策?

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(Jタウンネットより)

[めんたいワイド- 福岡放送] 2015年8月6日放送の「特報THE スライドショー」のコーナーで年代による収入格差について取り上げました。

画像はイメージです(pictures of moneyさん撮影、Flickrより)

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30歳未満で年収300万円未満の割合は18.7%。これは15年前に比べると2倍に増えています。それに対し30〜59歳で300万円未満は7.1%、500万円以上が71.9%となっています。

勤務年数などの違いから30歳を境に年収にも差があるのは仕方がないのですが、30歳未満の場合、共稼ぎをして300万円未満というケースが多く、子供がいる世帯では「教育費借金」を抱えているところもあるそうです。

実際に教育費が負担になるので子供を作らないという夫婦も多く、これが少子化にも繋がっています。

福岡での賃金事情はどうなのか、実際に働く人に街頭インタビューをしてみました。20〜30代で最も多い希望年収学は400〜500万円。しかし実際はそれよりも低く、現在の賃金に満足していないという声が多く聞かれました。

中でも肉体労働をしている人は「仕事のハードさと賃金が見合っていない。日割り計算をすると1日1万円も出ておらず、かなり給料が安い」との声も出ていました。

賃金も関係している!? 人口流出を防ぐ福岡自治体の取り組み

福岡県宗像市では高齢化が進み空き家が目立つようになってきました。このままでは宗像市の人口減少に繋がると、ある対策を取っています。それは自治体での空き家管理です。

賃貸できる空きの一戸建てを募集、その空き家に150万円を上限としたリフォーム費を自治体が負担します。その後、リフォームした家を子育て世帯に賃貸住宅として公募するという取り組みです。

空き家を提供する人はリフォーム費も150万円まで負担してくれるということで喜んでいるのですが、実際に借りる方にはいろいろと問題があるようです。居住地を移したくても仕事がない、勤務地までの通勤時間がかかるなどまだまだ課題はたくさん残っているようです。(ライター:ぴよこ)

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