(Jタウンネットより)
[OH!バンデス – ミヤギテレビ] 2015年7月29日放送の「宮城・岩手どーなknow?」のコーナーで、岩手名物みやげの今を紹介していました。
言わずと知れた「南部せんべい」は、すべてが手作り
盛岡市紺屋町にある「老舗 白沢せんべい店」は、仙台から行く修学旅行生のほとんどが立ち寄ることから、宮城でもよく知られているお店です。
古くから庶民に親しまれてきた南部せんべいには、2つのタイプがあります。昔ながらの伝統的な「パリパリタイプ」と、サクサク生地の「クッキータイプ」です。
工場では小麦粉を主原料とした生地を練り伸ばし、一枚の大きさに切ったものにゴマをつけて、専用の窯で焼いていきます。すべてが手作りの工程で、1日に7000枚も焼き上げていくのです。
「食べる前に注意書きを読んでください」マニア向けの変わり種せんべい
店内20種類以上の南部せんべいが並ぶその中に、ちょっと変わった味があるんです。
「もりおか冷麺(税別70円)」味の南部せんべいは、キムチ風味といい、味といい、まさに冷麺。それもそのはず、冷麺の麺を生地に使ったり、キムチを塗ったりと、冷麺の材料をせんべいに応用しているからなのです。
また、お店自慢の「激辛(税別65円)」味は、唐辛子が3〜4本そのままの形で、せんべいにめり込んでいます。見るからに辛そうな姿で、パッケージには「マニア向けの特別な辛さです。くれぐれもご注意ください」と記載し注意喚起しています。
恐る恐る食べた岩瀬アナも、その強烈な辛さに顔が歪み、喋れなくなるほど……!
激辛好きに是非試して欲しいですが、罰ゲーム用のニーズもあるとのことです。
他にも、激辛までは辛くない唐辛子味やにんにく味、コーヒーやココアといった甘い味に、冬限定でチョコレート味も登場するそうです。
素朴な美味しさで、宮城のスーパーでも常時置かれているほど安定した人気を誇る南部せんべい。これからは若い人にも人気が出そうですね。(ライター:M.)