高齢者向けの「サロン」に阪急阪神HDが参入、その内容は?

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(Jタウンネットより)

[ちちんぷいぷい – 毎日放送] 2015年7月16日放送で、「シニア向け会員制サロン」について取り上げていました。

いま日本は4人に1人は65歳以上の高齢者の時代です。実はいま、高齢者の生活のお手伝いから趣味に至るまで総合的に支援しようと、阪急阪神ホールディングスが国内の鉄道会社で初の参入をしました。

関西を中心に高齢者向けの「会員制サロン」を開設している会社と資本提携し、今後5年間で阪急阪神沿線に活動拠点となる30か所の会員制サロンを整備する計画です。その狙いは”高齢者に沿線に住み続けてもらうこと”。老人ホーム=サロンがある地域、という考えで地域の「満足度」を高めるのが目的だそうです。

会員(有料)へのサービスは、サロンでのコーラスやフラダンスなどのカルチャー教室を開講したり、入退院のお手伝いから電球の交換、カーテンの取り換えに至るまでの困りごとにスタッフが無料で対応してくれるものも。

さまざまなカルチャー教室に食事、さらに生活の困りごとにも対応

大阪府枚方市にある「ロイヤルコミュニケーション倶楽部 香里ケ丘サロン」は、自宅で生涯を過ごしたいと思っている方々に向けて、”地域が老人ホーム”というイメージで、楽しいことも安心なこともすべて提供できるようなサービスを行っています。

会員はサロンから半径5km圏内に住む平均年齢70歳のシニア世代です。入会金32400円、年会費19440円を払うと数々のサービスを受けることができるそうです。

サロンではおよそ70種類のカルチャー教室が開かれ、自由に参加できます。さらにサロンにはレストランもあり、栄養分を考えた手づくり料理と飲み物やデザートが食べ放題のビュッフェを540円という手ごろな値段で食べることができるんです。

そして生活のサポートでは、高齢者が困ったときには電話でサロンのスタッフを呼び、手助けをしてもらうこともできるんです。水回りの掃除や窓ふきなどの作業は1時間2160円で行っています。

何かと不安なシニア世代を楽しく快適に暮らせるようになるシニア向けサービス。これからもさまざまなサービスが増えてきそうな予感ですね。(ライター:ツカダ)

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