高校野球の名門「広商」、11年ぶりの甲子園目指し闘志

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(Jタウンネットより)

画像はイメージです(Matt McGeeさん撮影、Flickrより)

April 15, 2006: Baseball

[Jステーション-広島HOMEテレビ]2015年7月2日放送で、2015年7月10日に開幕する第97回全国高校野球選手権広島大会に出場する注目校「広島商業」を紹介していました。

2015年は、夏の全国大会が始まって節目の100周年です。広島大会最多22回の優勝、夏の全国制覇は6回、精神野球で一時代を築いた広島商業。今年は伝統を受け継ぐだけではなく、自分たちのチームで11年ぶりの甲子園を目指します。

夏の高校野球、広島代表といって真っ先に名前があがってくるのが、「県立広島商業高等学校」です。10年以上も甲子園の土を踏めていない中でも期待が集まるのには、理由があります。

およそ600ページにも及ぶ「広商野球部百年史」。その厚さが、これまでつかんだ栄光の数々を物語っています。創部118年目を迎える今年のキャプテン櫻井涼君も、その伝統に魅せられた一人です。

精神力が勝負の決め手!広商の精神野球

今もなお受け継がれている広島商業の精神野球。その象徴といえるのが、55回大会の決勝戦です。2対2で迎えた9回裏、勝負を決めたのはスリーバントスクイズでした。どんな状況に置かれても動じず、確実に結果を残す強い精神力の精神野球で、広商は一時代を築いたのです。

当時の練習を振り返ると、彼らが栄光をつかんだのは必然だったのかもしれません。日本刀の上に裸足で立つ精神統一法「刃渡り」。今では考えられないような練習ですが、精神野球の象徴の一つでもありました。

2014年から新たに取り入れたのが、綱渡りです。幅は5センチ、長さ3メートル。日本刀の刃渡りとまではいきませんが、精神力、集中力を高める為に行われています。

伝統と革新、広商野球が新たな時代の一歩を踏み出します。若さと力強さが弾ける全国高校野球選手権。今年の夏も暑く盛り上がりそうです。(ライター:haruhana)

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