(Jタウンネットより)
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年6月3日放送で名古屋空港に着陸した珍しい飛行機を紹介していました。
名古屋上空を飛ぶ謎の飛行物体
6月1日の夜、謎の飛行物体が確認されました。見た方によると、大きな音を立てることもなく、いくつもの光が空を横切っていったそうです。
ネットには「UFOか!?」というtwitterがあふれ、警察にはおよそ100件の通報があったとのこと。
その正体は、スイスの団体が開発した「ソーラー・インパルス2」で、ソーラーパネルで発電し、プロペラを回して飛行するというもの。
主翼の端から端まで、ジャンボジェット機よりも長い約72m、重さは約2.3tだそうです。
海外メディアも注目の機体が名古屋に
1日の夜10時頃、ソーラー・インパルス2は県営名古屋空港に着陸しました。
3月にUAEのアブダビを出発し世界一周旅行に挑戦中、5月に中国の南京からハワイに飛び立ちましたが、太平洋上が悪天候のため、名古屋空港に着陸しました。
翌2日にはその姿を一目見ようと、多くの方が名古屋空港を訪れました。
化石燃料を使用せず世界一周旅行に挑戦することは、人類初のプロジェクトで関心が高く、海外メディアも駆け付けたとのことです。
ちなみに警察に通報した方の話によれば「あれは飛行機だから安心してください」と言われたとのこと。なんとも珍しい飛行機の偶然の登場に、見た方はさぞや驚いたことでしょう。プロジェクトの成功を祈っています。(ライター:神谷祐美)