(Jタウンネットより)
[ちちんぷいぷい – 毎日放送] 2015年6月2日放送で、「おかず感覚のバウムクーヘン」について取り上げていました。
田園風景が広がるのどかな町、兵庫県丹波市に一風変わったおかず感覚のバウムクーヘンを出すお店の「まさゆめさかゆめ」があります。
店長の葉山さんは自然豊かな丹波に魅了され、この町にバウムクーヘン専門店を出店。丹波の黒豆を使ったものなど、地元の食材を使い手作りのバウムクーヘンを販売されています。
丹波でバウムクーヘンを作ろうと思ったきっかけになったのが、お店からすぐのところにある樹齢1000年の大ケヤキ。木の年輪のようなお菓子で、特産品を作りたいと思ったそうです。
このお店で作られているのが、丹波の食材を使った三種類の濃厚なチーズのバウムクーヘンです。
こだわり濃厚チーズにスパイスをプラス
食材となる濃厚なチーズのカギとなる原料の牛乳は、丹波市の「婦木農場」で作られます。こちらの農場の牛は”ジャージー種”。一般的なホルスタイン種よりも乳脂肪や乳タンパクが高い牛乳がとれるので、濃厚でコクのあるチーズができるのです。
こうして出来たクリームチーズと羊の乳で出来たペコリーノチーズを手でよく混ぜ合わせてから、欠かせない食材の「ブラックペッパー」を入れます。おかず感覚のバウムクーヘンを作ろうと、甘みを抑え、最後に味を際立たせるブラックペッパーを入れることを考案したのです。
出来上がった生地をオーブンで何層にもなるように焼いていき、ナッツのような風味とコクを持つクリエールチーズを振りかけて、仕上げに表面にカリッと焼き目を付ければ、「3種のチーズバウム セラヴィ」のできあがりです!
表面のパリパリ食感と、いろんなチーズの香りが楽しめて、そしてブラックペッパーがアクセントになっていて、ビールやワインによく合う味になっています。
甘いものが苦手な男性でも美味しく食べられそうなバウムクーヘンです!(ライター:ツカダ)