復興目指す白河市に、新たな「縁起物」が誕生

この「記事」が気に入ったらみんなにシェアしよう!

みんなにシェアしよう!

(Jタウンネットより)

[OH!バンデス – ミヤギテレビ] 2015年5月27日放送の「バンデスchu!」のコーナーで、福島県白河町で開発された縁起物を紹介していました。

白河だるま(keyakiさん撮影、Flickrより)

だるま

修復が進む小峰城 城下町・白河らしさが詰まった土産物

みちのくの玄関口・福島県白河市。震災で石垣が崩れ、中に入ることのできなかった小峰城も、4月19日に再オープンし、櫓の中を見学できるようになりました。しかし、修復できたのは全10か所のうちの1か所だけ。残りの9か所はこれから順次直していくということで、まだまだ完全な復活は先になりそう……。地元のガイドさんによれば、あと3年はかかるのではとのこと。長い道のりですが、着実に復興への道を歩んでいます。

小峰城(TAKAP.P.R.Sさん撮影、Flickrより)

Sirakawa-Komine-jo_006

そんな小峰城のおひざ元・白河市には、城下町ならではの仕事をしている人たちがいるのだとか。

それは、ミニチュア甲冑の職人さん。その1人である鈴木芳旺さんは、本業である服の修繕・かけはぎを行いながら、副業として甲冑の工房を営んでいらっしゃるそう。歴史ある白河を盛り上げたいと、手作りのミニチュア甲冑の製作を始めたということで、大70,200円(税込)、中59,400円(税込)で販売もしているそうです。

白河には「楯無鎧」という重要文化財があり、それをモチーフにして製作しており、去年からはお客さん自身が製作できるよう「手作り甲冑キット 税込15,120円」も販売を開始。更に月2回、完成するまで鈴木さん自身がレクチャーする甲冑作り教室も開いており、遠方から通う生徒も多いのだとか。

そして白河のもうひとつの名物と言えば「白河だるま」。このほど、白河だるまとミニ甲冑がコラボした新たな縁起物が開発されました。しっかりを大きな目を見開いただるまが、甲冑をまとったその姿は勇壮そのもの。

福島県の名物として、土産物としての人気も期待されています。(ライター:Makikinha)

この「記事」が気に入ったら
みんなにシェアしよう!

MATOME