(Jタウンネットより)

画像はイメージです
[どさんこワイド – 札幌テレビ]2015年5月7日放送の「北海道179市町村応援大使」のコーナーでは、賞味期限1時間の食べ物が紹介されました。
旅に出かけたの大使の代理、ファイターズと北海道を愛するSTV野球解説者、稲田直人さん。今回の行先は、日本海に面し、海の幸が豊富な「せたな町」です。そしてせたな町の応援大使、近藤健介選手からの指令は「曜日限定・賞味期限1時間という食べ物を探し、町をPRしてください」というもの。
そんな指令を受け、稲田さんは「海のもの? 水揚げしてすぐのもの? その場で食べないとそれが味わえないもの?」と海のものに間違いないと勝手に予想。そして街を調査し始めてすぐ、『海鮮カレー』と書かれたのぼりを発見しました。指令の答えを海のものと予想していただけに、まさかいきなりビンゴか? と思いきや…ハズレです。
しかし、ご当地グルメ「せたな海鮮カレー」はちゃっかりいただきます。こちらのお店は中華料理屋さんということもあり片栗でとろみをつけたあんかけのようなカレーです。見た目はとってもユニーク。マチのシンボルでもある『三本杉岩』をご飯で表現し、ルーを海に見立て、揚げ麺で砂浜を表現してあります。さらにハムとかまぼこで作ったヨットまで浮かんでいました。
賞味期限1時間の食べ物はゴツゴツしていて甘い!?
指令の手がかりを一切つかめぬまま向かった先は、役場。そこで町長さんに指令についてうかがうと「ゴツゴツしたもの」「甘いもの」というヒントを頂戴しました。が、増々分からなくなる稲田さん。
とにかく町長から頂いたもう一つのヒント「道路沿い」のお店を探していくと…。ようやく発見しました。店頭には「本日 岩シューの日」という貼紙もあります。
お店は、明治33年創業、地元で長年愛される「甲田菓子店」(せたな町瀬棚区本町343)です。
ゴツゴツした見た目から名付けた『白岩シュー』が「曜日限定・賞味期限1時間という食べ物」でした。クッキー生地をのせて焼いたシュー生地のサクサク感を味わってもらいたいと注文が入ってからクリームを入れるのがお店のこだわり。かじった時の音はVTRでも確認できるほどサクサクです。
店主に話をうかがうと、「このサクサク感が保てるのはクリームを入れてから1時間」。なので、賞味期限を1時間としているそうです。
ちなみにこの商品は火・木・土・日・祝日のみの販売となっています。
多いときには1日1000個以上売れるというお店大人気のシュークリーム。せたな町に行かなければ味わえない『白岩シュー』をいただき、稲田さんのこの日の任務は無事完了となりました。(ライター:北海道saki)