(Jタウンネットより) [OH!バンデス – ミヤギテレビ] 2015年5月5日放送の「宮城ナニコレ!?おとなの社会科見学」のコーナーで、せんだいメディアテークを紹介していました。
多機能かつ高性能な文化活動の一大拠点
定禅寺通り沿いに建ち、全面ガラス張りの建物がまぶしい「せんだいメディアテーク」。建物そのものがグッドデザイン大賞を受賞しており、この建物を見学するために、カメラ片手にわざわざ訪れる外国人の姿も絶えないのだとか。 そもそも「せんだいメディアテーク」とは、図書館・ギャラリー・各種スタジオからなる複合文化施設で、2001年に開館しました。「テーク」とは、フランス語の「棚」「箱」といった意味の言葉に由来し、映画や本などのメディアに触れることのできる箱、といった意味合いなのだそうですよ。 建物の特徴としては、ひとつめが13本の「チューブ」が建物を支えている点。チューブの中には、エレベーターや階段の他、電気・上下水道・空調などの設備配管が内包されています。ふたつめは、天井と床面になるプレート部に「造船」の技術が用いられている点。こうすることで薄くても丈夫な床となっているそうです。そして最後の特徴が、「2層」になっているガラス面。こうすることで、日差しの強い日でも建物内に熱を直接伝えすぎないようになっているのだそうです。 館内には、180席のシアターや、天井高4.2mという広いギャラリーなどがあり、様々な文化活動の一大拠点となっています。1階にはおしゃれなカフェもあるので、ちょっと休憩したい時に立ち寄るだけでもOK!今度行くときは、ぜひ建物の構造も見学してみたいですね。(ライター:Makikinha)