(Jタウンネットより)
[どさんこワイド – 札幌テレビ]2015年4月27日放送の道内ニュースでは、円山公園の例年とは違う花見の様子が伝えられました。
札幌では4月26日、例年に比べて11日も早くサクラが満開をむかえました。
札幌の円山公園には、多くの花見客が訪れ、放送日のような平日でもサクラを楽しむ人がたくさんいます。
しかし、北海道ならではの花見の光景が今年はちょっと違うようです。
週末には多くの花見客が訪れていた円山公園。例年花見シーズンはジンギスカンやバーベキューなどで楽しむ人で埋め尽くされているのですが、今年はその姿がありません。
実は、公園内で火を使えるのは4月29日から。サクラが満開になるのが今年はちょっと早かったのです。火を使える期間の前に満開となったため、『煙のない花見』となりました。
『煙のない花見』。なかにはそれを歓迎している人もいます。ちょろちょろしたい盛りの小さなお子さんを持つご家庭や近隣のお店屋さんです。
一方、円山公園に隣接する北海道神宮では4月25日から火の使用が認められています。なので、焼き肉を楽しみたい人たちは北海道神宮の境内に集まったようです。
開花が早まったため、いつもの年とは違った光景となった札幌の花見会場。4月29日からは円山公園でも火の使用ができるので、例年通りの光景が戻ってきそうです。
ですが、今年、円山公園ではサクラの保護や近隣住民への配慮といった理由で、1年を通して火が使えない場所も設けられたということですので、ある意味「分煙」となり、それぞれのスタイルでお花見を楽しむことができるのではないでしょうか。(ライター:北海道saki)