京都市がカーナビに異例要請…「四条通を『ナビ』しないで!」

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(Jタウンネットより) [ちちんぷいぷい – 毎日放送] 2015年4月21日放送で、「四条通の渋滞対策」について取り上げていました。

画像はイメージです(Norio.NAKAYAMAさん撮影、Flickrより)

カーナビタイム

京都の四条通。以前から混み合っていたこの道は今、工事のため渋滞が慢性化しています。その工事とは2014年11月から始まった歩道の拡幅工事。四条通を歩行者優先にして歩きやすくしようと、川端通から烏丸通までのおよそ1.1kmで歩道を広げる計画です。 歩道の拡幅工事で、現在の歩道幅の3.5mから6.5mに広がり、車道は4車線から2車線に減ることになります。 四条通の慢性的な渋滞を解消しようと京都市が目を付けたのが”カーナビ”です。京都市は2015年1月、日本デジタル道路地図協会に対し、「カーナビで案内する際に、四条通を避けて案内する」などの対応を求めました。

車はできるだけ四条通を避けて通って!とお願い

その結果、協会に加盟する地図メーカー4社から、四条通の優先度を下げるなどの前向きな対応を得られたとのことです。京都市歩くまち推進室では、「歩いて楽しい四条通の実現のために協力していただけてありがたい」と話しています。 日本デジタル道路地図協会に対して要望を出した件について詳しく京都市に聞きますと、例えば単に東から西、西から東に移動するときに四条通やその周辺を通らなくていいのなら、ほかのルートに案内してほしいというお願いをしたそうです。 カーナビの四条通の優先度は下げられるようになりそうですが、これが根本的な渋滞の緩和になるのかは難しいところ……。四条通が歩行者にも車にも快適な街になる日は来るのでしょうか?(ライター:ツカダ)

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