商店街復活のカギは、「紙芝居」の復興?

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(Jタウンネットより)

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[ちちんぷいぷい – 毎日放送] 2015年4月13日放送で、「紙芝居による商店街活性化」について取り上げていました。 かつて街頭で行われていた娯楽といえば「紙芝居」。戦後当時の子どもたちは夢中になって、紙芝居師の拍子木の音を待ちわびたといいます。昭和30年ごろになると”電気紙芝居”とも呼ばれた「白黒テレビ」の普及とともに、街頭紙芝居は徐々に姿を消しました。 そんなかつての”昭和のエンターテインメント”の紙芝居を使って、商店街の活性化を目指せ!とひとりの紙芝居師が立ち上がりました。「紙芝居」も「商店街」も、人とのふれあいが魅力!と、あるイベントを開催したのです。 大阪市生野区にある生野銀座商店街。昭和初期に開業してから現在まで、地元の人の台所として親しまれてきた通りですが、いま高齢化によって変わりつつあるのです。高齢化によって増える閉店で”シャッター通り”とも呼ばれる商店街。新しい店を呼ぶためにもまずお客さんに来てもらい、活気ある場所にしなければならない。 そんな商店街を救うべくやってきたのが”紙芝居師”だったのです。

人とふれ合い求め立ち上がった紙芝居師

“紙芝居屋のガンチャン”こと、岩崎範季さん(34)が紙芝居師を目指すことになったきっかけは5年前でした。なんとハローワークで紙芝居師の募集を行っていて、そこで紙芝居の世界に出会ったガンチャンは、すごいおもしろいなとのめり込んだそうです。紙芝居が人と人とを結びつけるツールになる、と公園などで活動するかたわら、アメリカへ遠征も行って世界の人に紙芝居を広めようと活動してきました。 そんなガンチャンが次の活動の場に選んだのが、地元でもある生野銀座商店街だったのです。昭和の時代から続く商店街と紙芝居の文化を掛け合わせることで、お互い復活を目指そうとするガンチャン。同じ思いを持つ仲間を探すための紙芝居師オーディションも行っています。 ガンチャンの目指すビジョンは、「商店街に来たら紙芝居の人がいて、というのを当たり前にしたい。大阪の商店街には紙芝居師が絶対いる」という光景です。それを目指して、ガンチャンは今日も紙芝居でみんなを楽しませています!(ライター:ツカダ)

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