(Jタウンネットより)
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2015年4月3日放送の「五木寛之の新金沢小景」のコーナーで新幹線の自動改札口について紹介していました。
北陸新幹線の開業でこれまで金沢駅になかった自動改札機が導入されました。これまでJRの自動改札機がなかったのは全国で8つの県だそうです。
今回設置されたのは、首都圏で導入されている携帯電話でも通れる機械です。
作家の五木寛之さんは「金沢もずいぶん長く自動改札機というものが入らずに人の手による改札が続いていた駅なんですけど、今度は北陸新幹線の開業で自動改札機が導入されるようになり、金沢の未来というものを象徴するような感じがします」と今回の自動改札機の導入を金沢の未来の訪れと捉えているようです。
そしていままだ残る花形の職場としての改札
その北陸新幹線の改札の横に残るもう一つの改札口があります。北陸線とIR石川鉄道に引き継がれたこれまでと同じ有人改札です。
その昔、改札は数年経験を積まないと立たせてもらえなかったという花形の職場だったそうです。
新幹線開業後にも昔と同じように駅員が立つ金沢の改札口が残っているのです。
北陸新幹線開業を果たした金沢について「北の都としての古い金沢と、日々新しく生まれ変わっていく近代的な金沢」と「2つの金沢の存在」を五木さんは仰り、その象徴が2つの改札の入り口にあると語っていました。
電車を降りて改札口から漂う金沢独特の雰囲気。北陸新幹線がつれてきたのは春だけではありませんね。(ライター:ファンキー金沢)