「世界に一番近い温泉」大阪・犬鳴山に、外国人が注目する宿が

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(Jタウンネットより)

[ちちんぷいぷい – 毎日放送] 2015年4月9日放送で、『犬鳴山温泉郷「不動口館」』について取り上げていました。

大阪の温泉旅館を盛り上げていきたい!と立ち上がった「大阪女将会」をご存知でしょうか?4人の女将さんが立ち上がり、2013年に結成されたもので、第1弾の取り組みとして「なにわの牛すじカレー」というレトルトカレーを発売。これがなんと3万個売れる大ヒットを記録しました。

その「大阪女将会」のメンバーの一人、犬鳴山温泉郷「不動口館」の女将・河原千晶さんは、「もっと多くのお客さんに来てもらいたい!」と、創業83年の老舗旅館を2013年にリニューアルしたのだそうです。起死回生のアイデアが功を奏し、観光客も増え、さらにうれしい余波もあったそうです。

大阪府泉佐野市の山間にある小さな温泉郷、犬鳴山温泉は大阪近郊にありながら国定公園にも定められた雄大な自然と、名勝・犬鳴山から湧き出る温泉が楽しめることから、都会の癒しスポットとして人気の場所です。

外国人観光客に人気の不動口館の取り組みとは

そんな犬鳴山温泉はいま、日本人だけでなく海外のお客さんから人気なのです。実は犬鳴山温泉は関西国際空港から車で約30分という立地を生かし、”世界に一番近い温泉”として、外国人観光客から注目を集めているのです。

不動口館の女将・河原さんはまずサービスを見直し、館内を改装して環境を整え、老舗旅館には珍しく、インターネットが無料で使えるWi-Fi設備も導入しました。そして外国人観光客に話題になった決め手が、”海外の有名な旅行検索サイトに登録したこと”。女将仲間に勧められて、海外からも予約ができるインターネットサイトに登録をしたのだそうです。

週末は日本のお客さんですぐ埋まってしまいますが、平日に1組か2組、外国人のお客さんが毎日来てくれているそうです。外国人に受け入れられたのは「伝統的な旅館文化」。床の間に飾られた掛け軸や生け花など、日本らしいおもてなしも海外の方にはたいへん好評です。

日本の文化を外国人の方にも知ってほしい、と河原さんは語ります。(ライター:ツカダ)

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