(Jタウンネットより)
[ドデスカ!-名古屋テレビ]2015年4月10日放送で、「赤福」の意外な豆知識について紹介していました。
知ってた?赤福のオマケ
三重県名物「赤福」を知らない人はいないと思いますが、その中に入っている「伊勢だより」を知っていますか?
伊勢神宮で行われているお祭りや、名物・名所、伊勢周辺の文化や風習が描かれており、これが赤福1箱に、毎日日替わりで必ず1枚入れられています。
しかも全て同じ図柄ではないため、全部集めるとおよそ400種類。
岐阜県土岐市の若尾久美子さんは、10年かけて247枚(130種類)を集めました。もちろん全種類制覇が目標です。
赤福の方にお聞きしたところ、あの版画界の巨匠、棟方志功と同時期に活躍した徳力富吉郎が描いたもので、墨一色の棟方に対し、鮮やかな多色刷りを大成させたとのこと。
京都生まれの徳力は大好きな伊勢に何度も訪れたといい、それがきっかけで赤福が依頼し「伊勢だより」が生まれたのだそうです。
総数およそ400、四季折々の手紙として今に続いています。
伊勢のおかげ横丁には徳力富吉郎版画館もあり、版画の実物も展示されているとのことでした。(ライター:神谷祐美)