(Jタウンネットより)
[ちちんぷいぷい – 毎日放送] 2015年3月30日放送で、「スポーツゴミ拾い」について取り上げていました。
春は、新入学や就職、転勤などの新生活のスタートに伴って、いらないものを捨てることも多い季節ですよね。環境省によると、日本人ひとりあたりが1年間に出すゴミの量は、世界の先進国の中でもダントツの1位なのだそうです。
そんななか、ゴミを拾い集めて点数を競う「スポーツゴミ拾い」というイベントがじんわりと広がっています。競技をしながら”街をきれい”にし、”地域活性化”にもつながるという一石二鳥のイベントなのだそうです。
そもそもゴミ拾いなのに”スポーツ”とは、いったいどういうことなのでしょうか?
得点制で楽しみをプラスした「スポーツGOMI拾い」
日本三景の天橋立を臨む京都府宮津市で初めて開催された「スポーツGOMI拾い」。
「スポーツGOMI拾い」は、決められた競技エリアの中で制限時間内にチームで力を合わせてゴミを拾い、その質と量を競い合うという、環境に最も優しいスポーツだと主催者は語ります。ゴミの種類によってポイントが異なり、燃えるゴミやビン・缶・ペットボトルは100gにつき10ポイント。燃えないゴミは100gにつき5ポイントとなっています。
天橋立で行われた「スポーツGOMI拾い」で、参加20チームで集めたゴミの量はおよそ238kgに及びました。天橋立を楽しみながら綺麗にできたと笑顔が溢れていました。
スポーツとしてゴミと向き合うことで、ゴミとの向き合い方が変わってくるのでは、と主催者は期待しています。(ライター:ツカダ)