大阪は「ロケ地」の宝庫! 外国人監督にアピール強める

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(Jタウンネットより)

レトロな風情を漂わせる芝川ビル(hetgalleryさん撮影、Flickrより)

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[ちちんぷいぷい – 毎日放送] 2015年3月31日放送で、「大阪フィルム・カウンシル」について取り上げていました。

実は今、邦画がたいへん好調なのです。そんな映画作りに欠かせない存在が「フィルム・コミッション」です。

フィルム・コミッションとは映画やテレビドラマなどの撮影場所の誘致や撮影の支援を行う機関で、全国におよそ200団体あります。映画を誘致することで得られるメリットには、「観光客誘致」「経済効果」「文化振興」「まちおこし」などがあります。

そんな日本のフィルム・コミッションの第一号は、実は”大阪”だということをご存知でしょうか?それが、2000年に設立し、2015年で15周年を迎えたのが「大阪フィルム・カウンシル」です。

大阪のロケ候補地を外国人監督に紹介するツアーも

大阪市中央区のビルの一室に事務所を構える大阪観光局。その一角に「大阪フィルム・カウンシル」があります。毎年、映画・テレビドラマ・コマーシャルなど150本前後の制作を支援しています。

大阪のロケ地を知りたいという制作会社の方々にロケ地の紹介をするほか、ロケの機材やボランティアのエキストラを紹介するなどのサービスを行っています。

3月6日から15日まで大阪で行われた「第10回大阪アジア映画祭 アジアンスターフェスティバル」で大阪フィルム・カウンシルは、大阪の街をロケに活用してもらおうとこんな企画を立てたのです。

それは大阪のロケ候補地を案内するツアー。1927年に建てられたレトロビルの「芝川ビル」、旧堺港近くにある堺魚市場、木津川渡船場など、雰囲気のあるロケ地を外国人監督などに紹介していきます。

木津川渡船場(tsudaさん撮影、Flickrより)

Kizukawa ferry

大阪は独特な街で、大阪にしかないようなものもいっぱいあります。世界の映画関係者を惹きつける大阪の街の魅力。スクリーンに見慣れた大阪の風景が映し出される機会が今後増えていきそうです。(ライター:ツカダ)

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