泉鏡花記念館のロゴマークが「ウサギ」な理由

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(Jタウンネットより)

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2015年3月19日放送の「ハッピーウイークエンド」のコーナーでリニューアルした泉鏡花記念館を紹介していました。

北陸新幹線が開業して多くの観光客が金沢を訪れています。元々あった施設も続々とリニューアルしているのです。その1つが「泉鏡花記念館」です。

泉鏡花といいますと徳田秋聲、室生犀星とならぶ金沢三文豪の一人で、ミステリアスでファンタジックな世界観は今なお多くのファンをひきつけていますね。

リニューアルして変わったところの1つはエントランスです。天井から謎の発光体がぶら下がっています。これは鏡花の代表作「高野聖」の中に登場する「蛭の森」をイメージした芸術作品なんだそうです。

陽のあたらない樹木は蛭に姿を変えてしまうという鏡花ならではの幻想世界ですね。

新しく作られたシアタールームでは初期の幻想文学「化鳥」をアニメーションで楽しむ事ができるのです。旧仮名遣いの文字で読むのがちょっと苦手でも鏡花の世界に気軽に触れることができますね。

泉鏡花はウサギが大好きだった!?

今回のリニューアルで新しく作られたのが、泉鏡花記念館のロゴマークです。

鏡花の顔とウサギを合体させて、ひとふで書き風に表現したオシャレでユニークなデザインになっています。

どうしてウサギなのかといいますと、鏡花は1873年の酉年生まれで、そのちょうど反対側の向かい干支にあたるのがウサギなのです。

向かい干支の物を持つと幸せになれるという言い伝えを信じていた鏡花は自分のラッキーアイテムとしてウサギグッズを集めていたということです。

新幹線時代にリニューアルした泉鏡花記念館。訪れるときっとウサギのようにぴょん!と気持ちが跳ねますよ。(ライター:ファンキー金沢)

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