家のコト

日本を二分する住まい観 キレイな新興住宅地・昔ながらの下町 住むならどっち?

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住まい観のイラスト

住みやすく整備された新興住宅地、古き良き町並みに人情溢れる下町。それぞれに魅力がありますが、あなたはどちらに住みたいと思いますか?

今回at home VOXはその対照的な2つの街について、どちらが人気かアンケート。47都道府県ごとの傾向を出すとともに、日本人の住まい観を明らかにします!

Q.住むならどちらのエリアがいいですか?
【A】キレイなマンションの多い新興住宅地  【B】昔ながらの家や商店街のある下町

住まい観のグラフ

【A】の合計回答率は32.3%、【B】の合計回答率は35.3%と、ほぼ拮抗した結果が出ました。それぞれ、お互いにない魅力にあふれているということでしょう。

この結果を都道府県別に見たとき、それぞれの地域でどちらの意見の方が多かったのかを地図で表したのがコチラ!

住まい観の地図

回答率だけを見ると、新興住宅地派と下町派はそれぞれ同じくらいの割合ですが、地域別にしてみると【B】昔ながらの家や商店街のある下町を選んでいるエリアが多いですね。また、【A】と【B】の合計回答率が同じという、住みたい街のタイプ・真っ二つエリアもありました。

どちらもそれぞれ魅力的で、意見の分かれるこの二択。では、どちらかに回答率が偏っている都道府県、はっきりと好みの傾向が出ている地域を見てみましょう。

まずは【B】の下町よりも【A】キレイなマンションの多い新興住宅地の支持派が多い地域です。グラフの緑のバーと数字が【A】と【B】の回答率の差で、上から並べてみました。

「【A】キレイなマンションの多い新興住宅地」の志向が高い地域ランキング
住まい観のグラフ

千葉と茨城、関東の2県がワンツーを飾りました。特に千葉は【A】を選んだ人が【B】よりも30%以上多く、かなり新興住宅地の人気があります。確かに、湾岸エリアは新興住宅地が多いですから、憧れている千葉県民も多いのかも。

続いては反対に、【A】の新興住宅地よりも【B】昔ながらの家や商店街のある下町の支持派が多い地域を見てみましょう。

「【B】昔ながらの家や商店街のある下町」の志向が高い地域ランキング
住まい観のグラフ

1位は栃木、2位は東京と、こちらも関東がワンツーフィニッシュです。東京は浅草をはじめとする人気の「下町」が多いですから納得の結果といえるでしょう。

新興住宅地か、下町か。その好みは全国的には二分されていますが、関東はどちらかに偏る地域が混在していることがわかった今回のアンケートでした。

イラスト:タテノカズヒロ

<アンケート調査概要>
対象/対象/全国20〜59歳の男女1,457名(47都道府県各31名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2016年5月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。

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