「首都圏」

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シンポジウム「人口減少時代の地域づくり」を開催/地域マネジメント学会

シンポジウム「人口減少時代の地域づくり」を開催/地域マネジメント学会

 地域マネジメント学会は27日、2014年度の総会シンポジウム「人口減少時代の地域づくり」を開催する。  第1部では同学会会長の野上修市氏が「学会の10年間の歩みと今後の展望」について講演。第2部では「人口減少時代の地域づくり」をテーマにパネルディスカッション実施する。パネリストは国土交通省国土政策局計画官の酒巻哲朗氏、野村総合研究所社会システムコンサルティング部の大沼 健太郎氏を始め5人。  開催時間は14〜17時30分、会場は明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1156教室。参加費は1,000円で学生は無料。なお、事前申し込みは不要。

ニュース
世界遺産登録で「今や北関東No.1」と浮かれる群馬に茨城・栃木「許さん」

世界遺産登録で「今や北関東No.1」と浮かれる群馬に茨城・栃木「許さん」

関東の1都6県の中では長きにわたってネタの対象であり続けてきた群馬。ところが、富岡製糸工場の世界遺産登録確実がニュースとして報じられて以降、一躍日本中が認めるスポットになりつつある。ライバル関係にあった北関東の茨城・栃木県民だけでなく、当の群馬県民もそのことを徐々に自覚している様子だ。

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コスプレあり結婚式あり...神奈川県庁本庁舎「キングの塔」は意外とフリーダム

コスプレあり結婚式あり…神奈川県庁本庁舎「キングの塔」は意外とフリーダム

1928年に竣工した神奈川県庁本庁舎は、昭和初期に流行した帝冠様式を取り入れた建物で、国の有形文化財として登録されている。現役の庁舎としては大阪府庁本館に次いで全国で2番目に古く、「キングの塔」の愛称で市民に親しまれている。月に1、2回のペースで一般公開されていて、ゴールデンウイーク期間中は4日間連続で見学できた。

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「富士山頂は静岡県である」と国土地理院が誤表示、指摘受け慌てて釈明

「富士山頂は静岡県である」と国土地理院が誤表示、指摘受け慌てて釈明

日本一の標高を誇る富士山は静岡と山梨にまたがっているが、山頂周辺の県境は定まっていない。古くから両者は火花を散らしあってきたが、2014年1月、両県の知事が「県境を定めないで、富士山保全のために仲良く一緒に協力していく」などと発言していることからも、今後も確定することはないだろう。富士山空撮(takato maruiさん撮影、Flickrより)ところが、日本全土の測量を行う国土地理院のウェブサイトは、山頂の住所を静岡県と表示している。この問題を報じたのは朝日新聞。2014年6月1日付けの記事によると、国土地理院が公開している電子地図(電子国土Web)は、地図上をマウスで右クリックすると、住所・緯度・経度・標高といった情報を表示するのだが、帰属が未確定の地点は、近くの帰属が決まっている場所の住所が表示される。そのため、国内最高地点の剣ヶ峯の場合は「住所:静岡県富士宮市山宮」となってしまうというわけだ。朝日新聞の取材に、国土地理院の担当者は釈明に追われる羽目となった。住所ひとつで大事になる富士山はやっぱり凄いそもそも各都道府県間における境界が不確定な場所は富士山以外にも全国に14カ所ある。このような境界未定地域の解消は、当事者の自治体同士が話し合って決める。「国が線引きした以上、両者はこれで納得しなさい」というものではないらしい。過去、山形県上山市と宮城県七ヶ宿町との間の県境をめぐって「蔵王県境裁判」が起こされたことがあったが、結審する前に玉虫色の決着に終わっている。それにしても、プログラムがあいまい処理ができなかったというだけで新聞沙汰になってしまうことに、富士山という場所が日本にとってまさしく「聖域」であることを改めて思い知らされる。山梨と静岡が「境界線は決めない」としたのは懸命な判断といえる。

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