小林希さん「旅先が故郷となった日」

小林希さん「旅先が故郷となった日」

旅先が「帰る場所」になった時、そこには30年ぶりに息吹を吹き返した古民家があった。古民家の庭先にはミントやセージなどのハーブが青青しく生え、瑠璃色の朝顔が風に揺らぎ、縁側に飛び乗った茶トラ猫が悠々と居眠りをはじめる。自然に生える向日葵がもうすぐ満開を迎えそうだ。

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変わりゆく マヤの伝統的な生活風景/ケツァルテナンゴ(グアテマラ)

変わりゆく マヤの伝統的な生活風景/ケツァルテナンゴ(グアテマラ)

日本人にはコーヒーの産地としておなじみの中米グアテマラ。首都グアテマラシティに次ぐ第二の都市ケツァルテナンゴは標高2300m。スペイン語学校と語学留学で滞在する外国人相手の店が多いおしゃれな町だ。近郊には温泉が湧き、周囲は山に囲まれ、山間には村がある。マヤの末裔である先住民の人々は、ウィピルという民族衣装を着ている。ウィピルは腰機で織った布を縫い合わせた貫頭衣だ。村ごとに特徴的な模様が織りこまれたウィピルは、コミュニティーのユニフォームであった。

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たい焼き、頭から食べる?尻尾から? 9割以上がなんらかの「こだわり」あり

たい焼き、頭から食べる?尻尾から? 9割以上がなんらかの「こだわり」あり

明治生まれのたい焼きは、現在に至るまで長い間愛されているおかしだ。白いたい焼きやクロワッサンたい焼き、中身もあんこ、くりあん、カスタードやチーズなどを始めとする変わり種も数多く現れ、未だに進化を続けている。

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チェコ・プラハ郊外、心落ち着く田舎別荘「ハルーパ」で アンティークに囲まれたスローライフを慈しむ3世代家族。

チェコ・プラハ郊外、心落ち着く田舎別荘「ハルーパ」で アンティークに囲まれたスローライフを慈しむ3世代家族。

チェコで田舎暮らしを営む3世代家族。「ハルーパ」と呼ぶ別荘には、現代生活で忘れられつつある家族の絆やチェコの古き良き習慣が受け継がれている。アンティーク家具や古き思い出の品を大切に残した心落ち着く空間を訪ねた。

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