「街のコト」

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狭いからこそ楽しい?横丁の魅力(東京都/吉祥寺・ハーモニカ横丁)

狭いからこそ楽しい?横丁の魅力(東京都/吉祥寺・ハーモニカ横丁)

吉祥寺の「ハーモニカ横丁」は、JR中央本線沿線で人気の飲食店街。火ともし頃には、若者からオジサンまで、大勢の人が5本の入り組んだ路地へ吸い込まれていきます。しかし、およそ60m四方しかない区画に飲食店を中心に約100軒。どうやって営業しているのかが不思議なほど小さな店も少なくありません。物は試し、狭小店舗の一つ、人気のカレー店へ入って見ましょう。

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ヨーロッパと日本が融合する街並み/クリチバ(ブラジル)

ヨーロッパと日本が融合する街並み/クリチバ(ブラジル)

筆者が2003年より居住しているブラジルの南部パラナ州の州都であるクリチバ市は、日本での知名度は必ずしも高くないものの、人口約190万人を擁する国内主要都市の一つだ。市制が敷かれたのは1693年3月。緑地が豊か、ブラジルの州都の中で年間平均気温が最も低いことなどで紹介されることも多い。 19世紀にはドイツ、ポーランド、イタリア、ウクライナなどからのヨーロッパ移民が流入し、現在でもそうした移民たちの子孫が数多く暮らしている。

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5当地「住」- 借りるのを躊躇してしまうのは、どんな部屋ですか?

5当地「住」- 借りるのを躊躇してしまうのは、どんな部屋ですか?

日本各地の街ゆく人へのインタビューや取材を通して住まいと暮らしに関する、リアルな「声」や「姿」をご紹介するニッポンの5当地「住」。今回は「東京・足立区編」です。東京・足立区で出会った人に「借りるのを躊躇してしまうのは、どんな部屋ですか?」と尋ねました。

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黒田 涼さん「東京にある江戸の〝記憶〟」

黒田 涼さん「東京にある江戸の〝記憶〟」

私の仕事は「まちの記憶」の掘り起こしとそのご案内です。東京のまちは徳川家康が江戸に入ってから400年超、それ以前の江戸城を築城した太田道灌や、「江戸」と言う地名の由来となった江戸氏などの歴史まで遡ると1000年近くの歴史を持つ大変古いまちです。日本には京都・奈良というさらに古いまちがあるので、東京が古いまちだと意識することはあまりありませんが、たとえばアメリカには400年を超えるまちは皆無ですし、ヨーロッパでもこんなに古い首都はそうありません。

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時計の針を巻き戻した路地(神奈川県/溝の口駅西口商店街)

時計の針を巻き戻した路地(神奈川県/溝の口駅西口商店街)

住みたい沿線ランキングでいつも上位に入る東急田園都市線。オシャレで高級なイメージが人気の理由ですが、沿線のターミナル駅「溝の口」駅西口には、およそかけ離れた風情の一画もあります。JRと連絡する南口の方は、ペデストリアンデッキが広がり、バスロータリーの屋根に太陽光パネル、道路の一部は遮熱性舗装が施されるという最先端のエコ仕様。一方、西口目の前の「溝の口駅西口商店街」。焼き鳥の匂いが立ち込める薄暗い通りを覆う屋根も、並行する南武線との境も、さびたトタンの戦後仕様。今どき珍しい木製電柱まで残っています。

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5当地「住」- 不動産会社からもらったらうれしいノベルティは?

5当地「住」- 不動産会社からもらったらうれしいノベルティは?

日本各地の街ゆく人へのインタビューや取材を通して住まいと暮らしに関する、リアルな「声」や「姿」をご紹介するニッポンの5当地「住」。今回は「和歌山編」です。和歌山で出会った人に「不動産会社からもらったらうれしいノベルティは?」と尋ねました。

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