「街のコト」

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「中国」を感じる 大河を臨む国境の町/ミッチーナ(ミャンマー)

「中国」を感じる 大河を臨む国境の町/ミッチーナ(ミャンマー)

ミャンマー第2都市のマンダレーから列車に揺られて15 時間。北部カチン州の州都ミッチーナに着いたのは、まだほの暗い早朝6時前だった。せわしない貧乏旅のこと、残りの旅程を考えると、この町での滞在時間は8時間ほどである。ミャンマーの田舎町によくある駅前の寂れた茶屋に入り、甘い紅茶をすすっていると、やがて朝日が建物を照らし始め、町の全貌が徐々に現れてきた。

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鶴田 静さん「ビジーな田園エコライフ」

鶴田 静さん「ビジーな田園エコライフ」

青空に浮かぶ金色の朝日が山や森を照射して、木々の葉は銀色に耀いている。金銀にきらめく光や水滴に覆われた緑豊かな庭に出て、ピンクの立葵(たちあおい)の群生や花水木の白い花と一緒に、この大気をからだ中に吸い込みながら心の中で叫ぶ。ああ、なんという至福!

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「赤福」だけじゃないぞ! 知ってたら通ぶれる、赤福以外の三重銘菓5選

「赤福」だけじゃないぞ! 知ってたら通ぶれる、赤福以外の三重銘菓5選

全国各地に存在する「ご当地銘菓」、そのなかで「もらってうれしい」ものは? そんな疑問を解決するため、Jタウンネット編集部は、2015年、読者アンケートの結果をまとめた総合ランキングを発表した(参照:もらってうれしい「ご当地銘菓」ランキング、「白い恋人」や「赤福」を抑えて1位に輝いたのは...)。

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昭和の頃、裏通りに 欠かせなかったあの店(さいたま市/さくら小路)

昭和の頃、裏通りに 欠かせなかったあの店(さいたま市/さくら小路)

さいたま市の中心街である大宮区は、JR「大宮」駅を挟んで対照的な風景が広がるまちです。再開発が進み、大型店が多い西口と比べて、東口は40年以上前にタイムスリップしたよう。古いアーケードや横丁も残っています。「さくら小路」もその一つ。100m足らずの狭い通りで昭和のオジサンの目に止まったのは、大谷石の蔵造りが珍しい質屋さん。ちなみに宇都宮特産の大谷石は加工が容易で、かつて関東一円の蔵に多く使われました。日比谷にあった帝国ホテル旧館の外壁にも使われ、竣工直後に起きた関東大震災によく耐えたことが知られています。

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三越、撤退店舗の「ライオン像」はどこへ行く? 「再就職先」を聞いてみたら...

三越、撤退店舗の「ライオン像」はどこへ行く? 「再就職先」を聞いてみたら…

2017年3月20日、三越千葉店が閉店した。最終日には多くの人が訪れたが、翌日にはシンボルのライオン像も撤去され、一抹の寂しさを残して、千葉を去って行った。そこで気になったのだが、この立派なライオン像、店頭から撤去された後はどこにいくのだろうか。

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