ライバル関係に憧れ関係と、at home VOXではこれまでさまざまな都道府県の関係を調査してきました。今回のテーマは「仲間関係」! 全国の人たちにどの都道府県に仲間意識を感じているか、アンケートで聞いてみました!
仲間意識アンケートの結果から、まずはお互いに仲間意識が強い、すなわち両思い地域を見てみましょう。
「Q.あなたの住んでいる地域の仲間だと思う都道府県は?」で、お互いに仲間意識を強く感じている地域の地図
両思い地域とは、仲間意識を感じている都道府県としてお互いに1位だったエリアです。そして地図上で赤い地域は、“回答率20%以上”で、さらに“お互いの差が5%以下”と、特に仲間意識が強いエリア。回答率と合わせてピックアップしてみました!
なお、両県の仲間意識の差が5%以上開いているものの、特に高い数字を見せたのが鳥取と島根。それぞれ島根は鳥取に71.0%、鳥取は島根に77.4%と、7割以上の県民がお互いに仲間意識を感じています。
この2県は「都道府県のライバル関係全国版 鳥取と島根、北海道と沖縄で激しい火花が!」で、熱いライバル関係が記憶に新しいところですね。しかし、同時に強い仲間意識を感じていることもわかりました。
では反対に、仲間意識のギャップが大きかった地域、すなわち片想い地域について見てみましょう。
「Q.あなたの住んでいる地域の仲間だと思う都道府県は?」に対して、互いに仲間意識の差が大きかった地域の地図
上の地で色のついている都道府県は矢印先の地域に仲間意識を感じていますが、相手はそれほど仲間だと思っていません。その思いの差が10%以上だと薄い青色、20%以上だと濃い青色で示しています。つまり濃い色の都道府県ほど、矢印の先の地域に強い片思いをしているということ。特に片想いが強い濃い青の地域をピックアップすると……?
各地方に片想い地域が存在しており、基本的には隣のエリアに想いを向けている様子が見て取れます。なかでも北海道と沖縄も、それぞれ青森に鹿児島と、いちばん近い県に仲間意識を感じているものの、海を隔てているせいか片想いになってしまっています。四国では香川→徳島→高知という3県でのすれ違いも見られました。
これらの仲間意識が何に由来しているのか、それぞれの地域が積み重ねてきた文化や歴史などを紐解けば、その理由が明らかになるかもしれません!
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/対象/全国20〜59歳の男女1457名(47都道府県から31名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2017年1月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。