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まだ間に合う!!まぶしい水着ボディ しっかり食べて健康ダイエット

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(OVO オーヴォより)

いよいよ本格的な夏到来!!「あと2kg・・いやっ!1kgだけでもやせたい!」と思っている人も多いのでは。メタボ研究の第一人者で、大阪・北千里 前田クリニック院長、前田和久先生に話を聞いた。

Q.夏は体型が気になる季節。「最近ちょっと太ったな・・」という人が1kg、2kgやせるにはどんなダイエットが効果的ですか?

1〜2kgの体重減少にまず即効性があるのは、不要物の「排出」です。おすすめは、利尿作用のある水分(お茶など)を、1日2リットルを目標に飲む「むくみ取りペットボトルダイエット」。これにふくらはぎマッサージを組み合わせるといいでしょう。また、便通コントロールも効果的。毎日1個のヨーグルトで腸内細菌を整え、野菜などで食物繊維を取ってください(下剤はNG)。ポイントはスッキリした後の感覚を維持すること。あわせて腹部のマッサージを行ってもいいですね。
排出した後は、食べるものにこだわったり、生活に運動を取り入れたりしてみましょう。

Q.食事といえば、糖質オフとか、1日1食しか食べないとか、いろいろなダイエットが話題です。この点についてはいかがですか?

ダイエットは、何をやっても短期的にはやせます。何をやってもやせますが、問題はマンネリ化すること。長期的に続くかどうかが重要です。脳に必要不可欠な糖質をカットすると頭が働かなくなるし、疲れやすくなります。糖質をオフするのは、いわば農耕民族以前の原始人の状態に戻るという、とても不自然な状態なんです。

Q.どんな食事内容がいいでしょう?

とにかく体にいいものを食べること。これが長期の体重抑制にもつながります。玄米や全粒小麦など、スローフード雑穀は、次に空腹を感じるまでのスパンが比較的長いのでおすすめ。また、良質な脂肪である不飽和脂肪酸や、抗酸化作用のあるビタミンEが豊富なナッツ類もいいですね。どうしても甘いものやデザートが欲しい時は食事の前にどうぞ。
ちなみに、おいしいものを食べに行く時は「いきなり」がポイント。(高級すし店では中トロから、ステーキハウスでは肉から)。前菜やスープをいただいていると最後のおいしいものまでの摂取カロリーが増えてしまいます。

Q.運動は必要ですか?

ウオーキングなどの有酸素運動は必須です。通勤スタイルをスニーカーとリュックに変えてみてはどうでしょう。週1回、ジムを予約して筋力トレーニングなどの無酸素運動を30分程度取り入れてみてください(あるいは週3日、5分ずつでも)。筋肉量を維持し、代謝のよい体をつくることが大切です。

Q.運動以外にアドバイスがあれば。

疲れた時などに、食行動でストレス回避するのはダイエットの大敵。食事以外に旺盛な好奇心を持つことが長続きさせる秘訣です。ヨガなどのマインドフルネス呼吸法や、アロマセラピーを利用すると、脳にもよい効果があることが最新研究などで示されています。

Q.ダイエット中にアロマセラピーがもたらす効果とは?

アロマオイルは皮膚から吸収され、メタボに効果があることが証明されています。無限に広がる香りの組み合わせが脳に多彩な効果を及ぼし、ダイエットの効果を高めたり、不眠を解消したり、女性ホルモンの活性化やストレスの解消にも利用できます。ぜひ、ダイエットにも「嗅活」を取り入れてみましょう。

◎前田和久先生が監修
「やせると決めたら! 1日3食、30日間メニュー」(7月13日発売)

前田和久(まえだ・かずひさ)
北千里 前田クリニック院長/大阪大学医学系研究科特任講師。1989年大阪大学医学部卒業。ハーバード大学栄養部門留学。総合内科、循環器、糖尿病、肥満症、アロマセラピー各専門医。クリニックでは、主に生活習慣病患者を対象に、栄養指導を基本とした診療を行う。
北千里 前田クリニックHP
日本アロマセラピー学会HP

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