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美容やダイエットに効果大! キノコは女性の心強い味方

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秋になると、おいしさが増すキノコ。10月に入るとキノコの需要がグッと高まることから、10月15日は「キノコの日」に認定されていることを知っていますか?

キノコには美容やダイエットにも効果があると言われています。おいしくてヘルシーだなんて、特に女性にとって嬉しい食材ですよね! そこで今回は、キノコの流通・栽培に力を注ぐ会社・バイオコスモの中でも、随一のキノコマニアとされる露木 啓さんに、キノコの美容・ダイエット効果について詳しくお話を聞きました。

■カテゴリ別・美容にいいキノコ

ひと口に「美容」といっても、女性たるもの「美肌」「冷えとり」「ダイエット」などいろいろな種類の悩みがありますよね。まずは、目的別に取り入れたいキノコの種類を教えてもらいました。

オールマイティに栄養素が揃っているのは、おなじみ「シイタケ」(特に、血液をサラサラにする「エリタデニン」が豊富)とのこと。そして、シイタケ以外にも、美容にいい成分を含むキノコがたくさんあるのです!

「アンチエイジング」にオススメのキノコ

タモギタケ
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露木さん「黄金色のキノコで、野球のバットの原料にもなるタモの木から生えていたので『タモギタケ』と名付けられました。東北から北海道にかけて自生し、比較的スーパーなどでも入手しやすいキノコです。ダシが多く出て香りが良く、素揚げや鍋に入れて風味を楽しむ食べ方がオススメ」

ササクレヒトヨタケ
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露木さん「流通名『コプリーヌ』。白い帽子をかぶった形状から、『つくし茸』や『コケシ茸』とも呼ばれていて、成菌になると自分で分解酵素を出し一晩で溶けてしまうという変わった特性を持っています(流通しているものは、幼菌の状態で収穫・パック詰めしているので、溶けることはほぼありません)。アスパラと炒めたり、ベーコンで巻いたりして洋風に食べると美味しいですよ」

「保湿」にオススメのキノコ

白キクラゲ
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露木さん楊貴妃も美容のために食べていたとされるキノコ。プルプルした食感が特徴で美容に対する薬効があると言われており、漢方にもよく使われています。国産のものはまだ少なく、ほとんどが輸入品の乾物です。水で戻して中華風スイーツの材料として使われることが多いですね」

「鉄分補給」にオススメのキノコ

アラゲキクラゲ
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露木さん「一般流通している、いわゆる『キクラゲ』。ローカロリーで鉄分を多く含むので、ダイエット中などに身体を元気にしたい時にぴったりです。和え物にしたりスープに入れたりと、多彩な使い道があります」

「デトックス」にオススメのキノコ

マツタケ

露木さん「ご存じキノコの王様です。食物繊維がダントツに多くこれから旬を迎えるので、食べるなら今!」

エリンギ

露木さん利尿効果のある『カリウム』の含有量が、マツタケより多いです。気軽に買えるので、日々の食卓に取り入れてみてください」

「ダイエット」にオススメのキノコ

エノキタケ

露木さん「日本で一番生産されて食べられているキノコです。1990年頃にシイタケを抜いてから、ずっと生産量1位をキープしていて、ローカロリーの割に食物繊維を多く含むのが特徴(キャベツの約2倍)。特に、昨年話題を集めた『エノキ氷』に加工すれば、脂肪を包み込んで体外に排出してくれる『キノコキトサン』がさらに摂りやすくなって、ダイエット食品として活用できます。また、現在エノキタケからしか見つかっていない『エノキタケリノール酸』という成分は、新陳代謝を活性化し内側から燃焼させる効果があるので、脂肪燃焼をサポートしてくれます」

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エノキ氷。エノキタケを同量の水と一緒にミキサーで粉砕しペースト状にし、1時間じっくり煮込み、製氷皿で凍らせたもの。


マイタケ

露木さん「こちらも、低カロリーで食物繊維が豊富。また、マイタケにしか含まれない『MXフラクション』という成分が、悪玉コレステロールを減少させ中性脂肪を分解してくれます。そのため新陳代謝が良くなり、体内に蓄積された脂肪を減らすのに効果があると言われています」

■美容効果を引き出しながら美味しく食べるには

キノコで美容効果を手に入れるなら、調理の仕方も重要です。例えば野菜は加熱すると栄養素を壊してしまうとして、加熱などがNGとされることがありますが、キノコは逆に「壊す」という行為が大切だとか。

露木さん「キノコはその繊維の中に美容によいと言われるさまざまな成分を隠し持っているので、細胞壁を破壊すれば、栄養素をより効率よく摂取できるようになるんです」

そのために有効なのは「凍らせる」「日干しにする」こと。そう考えると、エノキ氷の食べ方も、理にかなっていると言えますよね。また、シイタケは生より天日干しを水で戻した方が、栄養を豊富に摂れるのです。

そして、鍋などに使ったキノコが余ってしまった時は、凍らせてストックしておくのもオススメ。冷凍キノコを作る時は、調理しやすい大きさに切ってから凍らせて、保存することがポイントです。そのまま鍋やフライパンに入れやすいので、解凍する時に水っぽくなるのを防げ、料理する時に便利なんですよ。

また、キノコの栄養分は種類によってさまざまに異なるので、一つのキノコに集中するのではなく、「いろんなキノコをバランスよく、毎日食べる」というのも重要なのです。

■いま注目のキノコとは?

キノコの祭典「kino-1グランプリ」など、日々、さまざまなキノコの流通に関わっているバイオコスモ。その中でも随一のキノコ通である露木さんが考える、今のキノコのトレンドとは?

霜降りヒラタケ
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露木さん「傘が厚くて、これまでのヒラタケにはないプレミアム感が魅力のキノコです。GACKTさんが出演するCMでご存じの方も多いのではないでしょうか。型くずれしにくくダシが多く出るので、すき焼きなどで楽しむのがオススメです」

シイタケアイスモナカ
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露木さん「兵庫の観光農園から発売され、TVなどでも取り上げられたモナカ。シイタケの風味がしっかり効いて美味しいですよ。キノコはスイーツの世界にも進出しているのです

美容の他にも、まだまだいろんな可能性を秘めているキノコ。「キノコの日」を機に食卓に取り入れて、素敵な毎日を過ごしましょう!

取材協力:株式会社バイオコスモ
きのこのじかん
http://kinokonojikan.com/

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