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Column #48

タワーマンションの快適性を保つ花粉対策

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まとめ

花粉症に悩む人にとって、花粉が飛散する時期にも居住スペースの快適性を保つことは重要なことです。ここでは、タワーマンションの花粉対策について説明します。

花粉が飛ぶ高さはタワーマンションをはるかに超える

文部科学省が公表している「スギ花粉症克服に向けた総合研究」の資料によると、スギ花粉は地表から600メートル付近が花粉濃度のピークとなっており、1000メートル以上まで達するとの観測結果が示されています。2017年現在で日本一の高さのタワーマンションでも高さは最高部で255.5メートルですから、そのはるか上空まで花粉が舞い上がっているということになります。

この結果から、タワーマンションの高層階であっても花粉は飛んでいるということになります。

花粉に対応するタワーマンションの換気システム

タワーマンションでは窓を閉めたままでも空気を入れ替えられる24時間換気システムを採用していることが一般的ですが、吸気口から外気を取り込む際に花粉が入り込む可能性があります。

豊島区南池袋の「THE GRAND MILLENNIA TOWER&SUITE;」では、換気システムに専用フィルターを設置し、花粉やほこりが室内に入るのを低減しています。

同様の機能を持つフィルターは専門業者から購入することも可能なため、あらかじめ設置されていなくても換気口のタイプが合えば別途取り付けることも可能です。

ちなみに24時間換気システムは、室内の空気を新鮮に保つなどの目的があるため花粉対策で止めてしまうのはおすすめできません。

室内に花粉を持ち込まない対策

居住空間を快適に保つには、花粉を室内に入れない、入ってしまった花粉は早めに除去することが大切です。

「ロイヤルパークスタワー南千住」では、共用部に「花粉除去ブース」が設けられ、外出時についた花粉やほこりを吸い取って、住戸内に持ち込まない工夫がされています。

こうした設備がない場合も、外出先から帰宅した際はエントランスで花粉を払い落とすことで、居住スペースへの花粉の持ち込みを抑えることができます。

対策をとっても完全に侵入を防ぐことは難しいため、空気清浄機を利用して取り除くようにします。花粉は空気が感想すると舞い上がりやすいため加湿器などで湿度を保ち、床に落ちた花粉はこまめに掃除するようにします。

まとめ

マンションの高さにかかわらず、花粉が居住スペースに舞い込む可能性はあります。タワーマンションでの生活を快適に保つには、花粉の侵入を防ぐ装備を利用したり、こまめな清掃を心がけたりするなど影響を最小限にとどめることが大切です。

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