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Column #05

タワーマンションで、リノベーションは可能?

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「リノベーション」とは、古くなった建物を改修することで物件に新たな価値を生み出すことを言います。新築同然に戻す「リフォーム」とは異なり、新築時点よりも住む人のライフスタイルに合わせた間取りや内装にカスタマイズすることで価値ある物件にするのが「リノベーション」です。ここでは、タワーマンションに住む際にも、リノベーションをして自分たちにとって住みやすい物件にできるのかについて解説します。

タワーマンションでリノベーションは可能か?

リノベーションはタワーマンションでも可能です。リフォームよりも大掛かりな工事が必要なイメージのあるリノベーションですが、タワーマンションの高層階であってもリノベーション自体は行うことができます。

新築物件を建築中に購入すると、日当たりや窓から見える景色などを事前に確認することができませんが、中古物件であれば内見をしっかりとしてから購入を検討することができます。そのため、中古のタワーマンション物件を納得のいくまで探してから購入し、リノベーションを行って住みよい環境に整えてから入居する方も多くいます。

また、新築で購入したタワーマンションも家族の成長に合わせてリノベーションをしながら住み続けることも可能です。

どんなリノベーションができる?

タワーマンションに限らず、どのマンションのリノベーションでも、玄関ドアや窓、バルコニーといった部分を除く専有部分のみ手を加えることができることになっています。基本的には、マンションの構造に関わるところ以外の住戸内の間取り変更や設備の取り替え、内装の変更などが可能です。

具体的には、3LDKの間取りを1LDKにして広々とした空間にリノベーションしたり、建材や壁紙などにこだわり、好みのインテリアテイストにしたりするなど、家族構成やライフスタイルに合わせてリノベーションすることができます。既存の間取りや設備に変更を加えるので、空間のイメージがつかみやすく、プランニングがしやすいのもリノベーションの魅力です。

リノベーションでどこまで手を加えられるのかについては、各マンションの管理規約等に記載がされています。細かな取り決めもあるため、リノベーション予定のマンションの規約を確認することが大切です。

タワーマンションでのリノベーション時に気をつけること

タワーマンションのリノベーションをする際には、いくつか気をつけておくべきことがあります。

1つ目は水回りや換気扇が関わるリノベーション時の注意点です。水まわりや換気扇の配管は構造上、各戸で自由に動かせないことが多いため、キッチンやバス・サニタリーの位置が変更できない場合があります。

2つ目は、床暖房を希望している場合です。床下に暖房用の装置を入れることができず、床を上げなければならないケースがあり、床暖房を設置しない場所との段差が生まれてしまう可能性があります。

中古物件をリノベ―ションする場合には、内覧するときに、設計会社の担当者と一緒に行き、希望のプランが反映できるかどうか確認してもらうことが、納得のいくリノベーションを施してもらうポイントです。

3つ目の注意点は、マンションの管理規約上、使用する設備や建材に制約がかかるケースもあるということです。たとえば、オール電化のタワーマンションでは熱源をガスにすることができなかったり、床面はカーペットとなっており、「フローリングは禁止」となっていたりするところもあります。

大きな建材を運び入れる際も、エレベーターを使用する時間帯の制約や大型クレーンを使用して運び入れることができないなど、厳しい制限がある場合も多いため、特に高層階のリノベーションをするときには建材の運搬についても事前にチェックしておくのがポイントです。

まとめ

タワーマンションでもリノベーションはできますが、各マンションの規約の確認が必須となり、条件が厳しく設けられている可能性もあるため注意が必要です。リノベーションして住みたいイメージと実現可能なリノベーション範囲をすりあわせて、自分らしい暮らし方を実現するようにしていくのがポイントだといえるでしょう。

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