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Column #08

タワーマンションのセキュリティとは?

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タワーマンションは居住世帯数が非常に多く、宅配業者などの外部の人も多数出入りしています。そのため、大規模なタワーマンションにおけるセキュリティの重要性は高まっています。安心・安全なタワーマンションでの暮らしをサポートするタワーマンションのセキュリティ事情について解説します。

多重のオートロックシステム

エントランスのオートロックはもちろん、エレベーターで鍵を差し込む(またはかざす)とエレベーターが操作できたり、該当階にしか止まらなかったりなど、ダブルオートロックを採用しているタワーマンションもでてきています。

オートロックシステムは日々進化しており、物件によってはトリプルオートロックを採用しているところもあります。まず、風除室を設け、エントランスホールに入るために1つ目のオートロックを解除し、そこからエレベーターホールへ入るためにロックがあり、さらにエレベーターに乗るためにもオートロックの解除が必要なタイプは、トリプルオートロックに当たります。何重にもロックがかかっているため、何度も解除が必要にはなりますが、安心感をもてるシステムだといえます。

来客者もエントランスのインターホンを押した住戸のフロアにしかエレベーターで行くことができないタイプや、フロントで貸し出されたカードキーがなければエレベーターを利用できず、指定階以外のフロアのボタンを押すことができないシステムになっているものもあります。有人フロントやコンシェルジュのいるマンションでは、来訪者を通していいかどうかを訪問先に確認してからでないと通してもらえないなど、厳重なセキュリティ体制がとられていることも珍しくありません。

また最近では、複製が困難なディンブルキーだけでなく、ICカードタイプの鍵や顔認証や指紋認証などを採用している物件も登場していて、セキュリティ面が強化されてきています。こうした背景から「最新のオートロックシステムを備えている物件」というのが今後のタワーマンションにおけるセキュリティのポイントとなってくるといえます。

進化する防犯カメラ

近年、どんどん進化しているものの1つに防犯カメラがあります。マンションの周囲や、エントランスのオートロック部分に設置されているモニターだけでなく、エレベーター内にモニターを設置している物件も多く、各住戸の玄関に設置しているケースもあります。

エレベーターに付いている防犯カメラは、密室になってしまうエレベーターの中を常にチェックできるため、トラブル防止にも役立ちます。エレベーター内部の様子が管理人室やエントランス階にモニター表示されることで、しっかりとしたセキュリティ対策がなされているところもあります。

24時間有人管理

ここまでに挙げたような厳重なセキュリティに加えて、タワーマンションの多くで採用されているのが「有人セキュリティ」です。コンシェルジュや管理人など、実際に“人”が見ていることで、安心感をもって過ごすことができます。

タワーマンションは防災センターの設置が義務づけられているため(※)、警備員が館内に常駐しています。また、管理人や警備員が定期的に敷地内の見回りを実施してくれているところも多いようです。

このように、有人管理によって常に人の目が行き届くことで、非常時のみ専門スタッフが駆けつける遠隔監視に対し、セキュリティ効果は高いといわれています。

まとめ

技術が日々進化しているセキュリティですが、最新の体制が備わっていることが多いこともタワーマンションの特徴の1つです。そのため、「セキュリティ」はタワーマンションを選択するポイントとして考えられています。

住戸の玄関ドアや窓の施錠を怠ってしまわないよう個々人で最低限の注意は必要ですが、安心して生活できる環境がタワーマンションにはあるといえるでしょう。

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