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Column #32

タワーマンションへの引越しに際しての事前留意点

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タワーマンションへの引越しでは低層階マンションや戸建て住宅などとは違う留意点があります。ここではタワーマンションへの荷物の搬入や、一斉入居について説明します。

タワーマンションへの荷物搬入

タワーマンションへの引越しの際には、あらかじめマンションの管理会社へ相談しておく必要があります。理由としては、エレベーターの利用可能時間が決まっている場合や、搬入経路や養生場所などについて厳しい決まりが設けられていることもあるためです。

タワーマンションのエントランスとは別に地下に搬入口が設けられているところもあり、トラックが高さ制限に掛からないか確認する必要も出てきます。大型トラックで搬入できない場合は、小型トラック数台に分けて搬入するなどの調整が必要となります。

引越し業者とも連絡を取り合い、マンションの引越しルールや引越し当日の段取りについて計画を立てておきましょう。

一般的にマンションの引越し作業では、エレベーターを長時間にわたって利用し続けることになります。そのため、管理会社を通じて住人へ周知するなどの対応も必要となってきます。

周知や調整のための期間を加味して、引越し日よりも極力早めに管理会社に相談することでスムーズな引越しにつながるでしょう。

大型家具がある場合の搬入経路

タワーマンションの引越しは、一般的にエレベーターを使用して家具を搬入します。そのため、エレベーターに乗せられない大型家具は高層階へクレーンが届かず、搬入がかなり困難となることが予想されます。

万が一、寸法が大きすぎてエレベーターに載らないことが想定される場合は、何らかしらの対応を検討しなければなりません。

分解できる家具の場合はいったん解体して搬入し、後から組み立て直すことで搬入できる場合もありますが、高層階へのクレーンによる搬入は特殊作業となり、搬入難易度も高くなってしまいます。

場合によっては搬入を断念し、新しい家具等への買い替えの検討が必要になるかもしれません。

大きめの家具など搬入の心配がある場合は、事前に家具とエレベーターの間口などの寸法を確認し、引越し業者にも搬入可否について相談しておく必要があるでしょう。

新築タワーマンションへの一斉入居

一般的にタワーマンションは数百戸の規模があるため、新築タワーマンションの入居開始日には引越し希望が集中することがあります。

入居希望者が各々で引越し業者に依頼してしまうと、入居開始日に大型トラックが殺到し大混乱を引き起こしかねません。

そのためタワーマンションの販売元が引越し業者から1社を幹事会社として指定して、入居のタイミングの調整なども委託しています。

必ずしも幹事会社の利用が強制的に義務付けられているわけではないようですが、幹事会社以外の場合、スムーズさに欠けるケースも予想されます。

搬入経路や養生場所なども幹事会社であれば当然把握しているため、事前の確認においても他社を利用するよりもスムーズです。

まとめ

タワーマンションへの引越しでは、家具の搬入経路や養生場所、エレベーター利用のルールなど事前に確認すべき項目があります。引越し当日のトラブルを避けるためにも、早めに情報収集をしておくようにしましょう。

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