首都圏のタワーマンション購入者に聞いた！お住まいの「最寄り駅」を選んだ理由とは？

豊洲駅

首都圏のタワーマンションにお住まいの方の最寄り駅のなかでもっとも多かった回答が豊洲駅でした。豊洲駅周辺には、「ららぽーと」などの大きな商業施設やスーパーなどがあり生活の便がよく、子どもが遊べる屋内型テーマパーク「キッザニア」もあるなど、シングルからファミリーまでさまざまな世帯から人気を得ているエリアです。

豊洲駅には、東京メトロ有楽町線の他、東京臨海新交通臨海線（ゆりかもめ）が乗り入れる接続駅となっており、年々乗降客数を伸ばしています。都心への接続もよい駅のため、ベッドダウンとして人気が高まるのも納得できます。

実際に豊洲駅周辺のタワーマンションにお住まいの方は「子育てに適した環境。街の発展が期待できた／街が整備されている／利便性」を理由に選んだと回答されています。タワーマンション周辺は建設時に街全体が整備されることも多いため、最寄り駅周辺の環境もチェック項目として重視してみるのもよさそうです。

田町駅

豊洲駅の次にランクインしたのが、田町駅です。都心にあり、東京タワーもほど近い田町駅は、大使館や慶應義塾大学をはじめとする教育施設や企業のビルが立ち並ぶエリアとして知られています。

田町駅は港区に位置し、JR山手線・京浜東北線が乗り入れています。2000年代に入り、周辺エリアはタワーマンションなどの高層マンション・ビルが建設されてきています。今回のアンケートでも、田町駅周辺のタワーマンションを購入した理由に「利便性／通勤に便利／アクセスがよい」ことを挙げている方がいらっしゃいました。

武蔵小杉駅

神奈川県川崎市にある武蔵小杉駅は、開発が進められている人気のエリアです。今回のアンケートでも、豊洲駅や田町駅といった都内の駅に続き、3番目に名前が多く挙がりました。

JR南武線・横須賀線・湘南新宿ライン、東急東横線・目黒線と5路線が乗り入れる接続駅である武蔵小杉駅周辺は、タワーマンションと商業施設が多く建てられており、生活のしやすさが感じられるエリアとなっています。

購入者の方も「再開発地区で将来性が高いと思った／交通の便がよい／周辺環境」を武蔵小杉駅周辺のタワーマンションを購入した理由として挙げられており、交通の便のよさや居住性の高さが人気の理由といえるでしょう。

池袋駅

タワーマンション居住者の最寄り駅として、4番目に多く名前が挙がったのが池袋駅でした。池袋駅は、JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東武東上本線、西武池袋線、東京メトロ丸ノ内線・有楽町線・副都心線と8路線が乗り入れる東京都心のターミナル駅です。

都心の繁華街としても有名な池袋駅周辺のタワーマンションは、駅から徒歩10分程度の場所に多く建てられています。駅周辺の人混みから一歩離れたエリアにあるため、騒々しい繁華街とは違った静かな環境で生活することができます。また、池袋駅周辺には百貨店や家電量販店、商業施設などが立ち並んでいるため、買い物に困ることもありません。

池袋駅周辺のタワーマンションにお住まいの方からも「立地がよい／便利／路線が豊富で生活しやすい」といった声が聞かれています。交通や買い物の便のよさと快適な居住生活の両方が手に入ることが人気エリアのひとつとなっている理由だといえるでしょう。

まとめ

今回のアンケートでは、豊洲駅・田町駅・武蔵小杉駅などが上位にランクインしていましたが、他にも勝どき駅・川口駅・所沢駅などさまざまな駅名が、タワーマンション居住者の最寄り駅として名前が挙がっていました。また、その駅周辺のタワーマンションを選んだ理由には、「アクセスのよさ／買い物に便利な立地／子育てによい環境」といった声が目立っています。

「アクセスで選ぶ」か「周辺環境を重視する」かはそれぞれの好みや生活スタイル次第とはなりますが、タワーマンションが多く集まるエリアは今後の発展も期待できるため、人気駅をチェックしておくとよさそうです。

（今回実施したアンケート調査について）

アンケート実施日：2016年11月
アンケート対象者：首都圏（東京・埼玉・千葉・神奈川）
有効回答数：190名