こだわりたくなるタワーマンションの魅力

眺望の良さ

タワーマンションは周囲に視界を遮る建物が少なく、眺望の良さは戸建や低中層マンションにはない魅力のひとつです。なかでも都心に建つタワーマンションの高層階では、都会の美しい夜景を眺めることができます。

全居住者が利用できる「展望ラウンジ」を備えた物件では、高層階以外の居住の場合でも、眺望を楽しむことができます。またタワーマンションの場合、数メートルの至近距離に隣家が建つことがなく、採光が大きく損なわれる心配が比較的少ないというメリットがあります。

セキュリティの高さ

タワーマンションは数百戸規模のものが多く、多数の人が出入りするため、多重セキュリティが採用されている物件が多くなっています。例えば、住友不動産「DEUX　TOURS」では「録画機能付きの90台の防犯カメラ」「風除け室のオートロック」「エレベーターホールのオートロック」「エレベーターの行き先階ボタンロック」「玄関ダブルロック」の5段階ものセキュリティを備えています。さらにはマンション内の防災センターには24時間スタッフが常駐しているうえ、警備会社指令センターとも24時間オンラインでつながっています。

そのほかにも大阪の「松屋タワー」では正面玄関に立番の警備員が常時配置されており、警備員がインターホンの取次ぎをして不審者がインターホンを押すことができないように配慮しています。また各住戸に警備用人感センサー、マグネットセンサーを設置し機械による警備も行っています。

このように、タワーマンションは厳重なセキュリティシステムによってしっかりと防犯対策がされていることがわかります。

住友不動産　DEUX TOURS
http://www.sumitomo-rd-mansion.jp/shuto/harumi/structure02.html

株式会社松屋タワー　セキュリティ
http://tower.matsuya-building.co.jp/security/

充実したサービス・設備による利便性の高さ

タワーマンションならではの設備やサービスも大きな魅力の一つです。スカイデッキやスカイラウンジ、来客用の宿泊施設、パーティールームに加え、キッズルームやスポーツジムなど、生活の利便性を高めてくれるサービスや設備を備えた物件が増えています。また、大規模なタワーマンションでは建物内にスーパーマーケットや銀行出張所などを備えている場合もあります。

フィットネスジムやスパ、さらにはバーやレストランまで備わるタワーマンションでは、雨天時でも外出せずに大半の用事を済ませることができます。

タワーマンションならではの地震に対する備え

高さが60ｍを超える建築物は建築基準法の超高層建築物にあたり、コンピューターシミュレーションにより建設地において想定される地震波などによって建築物がどのように揺れるかを検証し、構造耐力上安全であることを確かめた上で大臣認定を受けることが義務付けられています。

またエレベーターは設備の安全性としてかごの脱落等を防止することが義務化されており、震度5弱以上の地震発生でエレベーターを直ちに停止し、震度4以上の地震の発生では自動的に最寄りの階へ移動し乗客が避難できるように設計されています。エレベーター以外の建築設備では、建築物の変形に対して損傷防止のための措置を講ずることが義務付けられています。

参考（国土交通省　超高層住宅・建築物、大規模建築物群の安全性確保方策について）
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct;=j&q;=&esrc;=s&source;=web&cd;=1&cad;=rja&uact;=8&ved;=0ahUKEwj30b2O0Y3WAhVFNrwKHQ3fCSMQFggmMAA&url;=https%3A%2F%2Fwww.mlit.go.jp%2Fcommon%2F000023284.pdf&usg;=AFQjCNGBnzu04mfbLEZnJusya9TcGt7XGQ

まとめ

タワーマンションならではの魅力を、眺望、セキュリティ、利便性、地震対策の観点から紹介しました。マンション選びの際にこれらのポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。