
欲しいもの、食べたいものをぐっと我慢したり、電気や水道を使う量を抑えたり……。大変だけれど、生活していく上で大切な行為、それが節約です。
人によって得意と苦手が分かれると思いますが、そこに地域差はあるのでしょうか? at home VOXが全国アンケートで節約に関するさまざまな全国アンケートを行ったところ、ある地域が存在感を発揮していました。それは滋賀!
Q.普段から節約を意識していますか?

Q.毎月貯金していますか?

Q.自分はケチだと思いますか?
Q.家計簿をつけていますか?

「節約している」「貯金している」「ケチだと思う」「家計簿をつけている」
4つのアンケートのトップ5に、すべて滋賀がランクインしたのです。
そんな滋賀県民は、何を節約しているのでしょうか?
Q.「普段から節約を意識していますか?」で「はい」の人にお聞きします。何を節約していますか?

いずれも全体平均とほぼ変わらない滋賀県の回答率ですが、中でも美容費・水道光熱費・交通費の3つは、全体平均よりも10%以上高い回答率を出しています。
なぜ、滋賀県民は節約に熱心なのでしょうか?
滋賀は近江商人と呼ばれる商売人たちが、古くから商いに精を出していた地域です。戦国時代では織田信長が琵琶湖沿岸に安土城を築くなど、交通・文化・商業の要所として栄えてきました。
近江商人と言えば「三方よし」の格言が有名で、「売手よし、買手よし、世間によし」と、現代にも通じる商売理念を今に伝えています。また、「よい商品をより安く」という薄利多売でありながらも、一生懸命働き、倹約することで財を成したのだとか。
そんな歴史をもつ滋賀の人たちが、現代でも家計にシビアなのは納得ですね!
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女1,410名(47都道府県各30名ずつ)
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2014年11月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。