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塩×ライム×炭酸の「ソルティライム ソーダ」 キリンの“おいしい熱中症対策”第2弾

塩×ライム×炭酸の「ソルティライム ソーダ」 キリンの“おいしい熱中症対策”第2弾

 熱中症対策には水分補給。これは多くの人が実践していると思うが、水分補給に加えて塩分補給も大事だということは意外にまだ知られていないかもしれない。塩分が補給できる「塩あめ」などが薬局で売っているが、キリンビバレッジは、おいしく熱中症対策ができる「キリン 世界のKitchenから ソルティライムソーダ」を発売した。同シリーズの「ソルティライチ」に続く熱中症対策飲料の第2弾。 「世界のKitchenから」シリーズは、世界中のお母さんの知恵や家族への思いをヒントに新しいおいしさを作っているブランドで、ソルティライムソーダは、“太陽の国”メキシコのお母さんの知恵がベースとなっている。メキシコでは、家を建てる前にまずライムの木を植える人もいるほど、ライムは生活に欠かせない食材となっている。そして、家族が疲れた時や汗をかいた時には、ライムや塩を料理や飲み物によく入れるという。例えば、新鮮なライム果汁に水と砂糖を加えた「アグア・デ・リモン」は、日本でいう麦茶のような存在。1年を通して暑さ対策が必要なメキシコで、どの家庭でも作られている定番の飲み物だ。そのほか、バーベキューにライムと塩をかけたり、ナッツにもライムと塩をふりかけたりなど、「ライムと塩」は生活のあらゆる場面に登場する。 その知恵をヒントに作られたのが、みずみずしさがギュッと詰まった早摘みのライムに、まろやかな味わいのロレーヌ塩を入れて炭酸水で割った「ソルティライムソーダ」。ライムの爽やかな香りと炭酸の刺激が、喉の渇きと疲れを癒してくれる。商品コンセプトは「ライムと塩のおいしさで、日本の夏を元気にしたい!」。ライムと塩というシンプルな組み合わせだからこそ、素材にはこだわっている。 同社が10〜60代の男女4,966人に熱中症について調査したところ、なんと1,485人が「熱中症にかかったことがある」もしくは「症状が出たことがある」と回答した。熱中症になった場所は「屋外施設」が最も多く38.0%だが、2位は「住居」の22.7%。女性に限定するとその割合は約3割に増加する。外出が減る梅雨の時期でも、熱中症対策は必要だということだ。商品開発を行った同社マーケティング部の木村起範氏によると、リニューアルでさらにおいしくなったソルティライチは汗をかいた時やスポーツの後など、日常の塩分・水分補給時に適していて、ソルティライムソーダは日常の塩分・水分補給に加えて、疲れがたまった時やストレスを発散したい時など、気分をリフレッシュさせたい時にも飲んでほしい商品だという。 ソルティライムソーダとソルティライチ。2つを使い分ければ、“おいしく”そして“楽しく”熱中症対策ができそうだ。さっそく、家に常備しておく?

記憶のミルフィユ@ルーアン  一歩先のフランスの旅(その4)

記憶のミルフィユ@ルーアン  一歩先のフランスの旅(その4)

 中世の街並みがそのまま残るノルマンディー地方のルーアンには、激しい闘いの記憶が、厚みのある文化と折り重なるように、そのまま残る。百年戦争で闘いフランスの国民的ヒロインとなったジャンヌ・ダルクが、ルーアンで火刑に処せられたのは、1431年。処刑場となったルーアンの広場には、19歳の若さで逝った彼女の魂を慰める教会が建っている。ノルマンディーの伝統である船の技術を生かし、舟底をひっくり返したようなのびやかな形の木組みの天井は、外側から見ると、教会とは思えない現代的な建築物だ。それだけに、中に足を踏み入れた時の驚きは大きい。ルネッサンス期のステンドグラスが放つ光が、不思議な形の聖堂の隅々に行き渡る。 その広場のすぐそばには、ルーアン出身の劇作家、ピエール・コルネイユの生家がある。モリエールやラシーヌとともに、古典主義三大作家と呼ばれる1人だ。2階にのぼると、コルネイユの貴重な初版本などがおさめられた書棚や、大論争を巻き起こした作品「ル・シッド」を書いた机、劇場でかかった作品の展示などを見ることができる。 ルーアンの文学者といえば、もう一人、「ボヴァリー夫人」で有名なフロベールがいる。その「フロベールと医学博物館」も必見だ。「ボヴァリー夫人」の作品中にも外科手術の場面が登場するが、フロベールの父親は外科医。この博物館も、市立病院の外科部長邸宅だったところだ。文学者ゆかりのもとと思って足を運ぶと、医学関連の展示も多数あり、文学そのものというより、彼の著作の背景になった環境そのものがじわじわと迫ってくる場所だ。フロベールはこの町の誇りでもあり、旧市街のカフェの前にも、何気なく彼の銅像が立っている。 文学より美術を、という人は、ルーアン美術館へ。ルーベンス、フラゴナール、モディリアーニからドラクロワまで、数多くの作品をゆっくり鑑賞できる。モネが好きでルーアンに来るという人も少なくないが、この美術館は、モネやシスレーなど印象派のコレクションは国内2位の所蔵を誇っている。 その近くには、ノルマンディーの最高裁判所がある。教会と見紛うようなゴシック建築だが、外壁には激しい弾痕が残っている。第二次大戦時、多くのレジスタンスが銃殺されたり、ナチに連行されたりするまで、この建物の地下に閉じ込められており、結果的に連合軍の爆撃を受けているのだ。その弾痕は相当な数だが、修復されずにそのまま。「わざわざ残した」という意思が明確に見えるすさまじさだ。中世の落ち着いた風景の中に、この町が過ごしてきた苦楽の時間が、目に見える形でミルフィユのように重なっている。それがルーアンの魅力かもしれない。 次回は最終回。旅行者では入れないコロンバージュの住居の中、人々の日常生活と、とっておきの「お土産」セレクションを。

世界に1つだけのドリップコーヒー  好きなデザインでオリジナルギフトに

世界に1つだけのドリップコーヒー  好きなデザインでオリジナルギフトに

 朝食に1杯、仕事をしながら1杯、午後の息抜きに1杯と、毎日コーヒーを飲んでいる人も多いだろう。ドリップコーヒーは手軽においしいコーヒーが飲めて、持ち運びも便利だから、コーヒー好きならかばんに常備している人もいるかもしれない。

ニュース
行きたい渡航先、欧州が独占!  ヘビー旅行者は微増

行きたい渡航先、欧州が独占!  ヘビー旅行者は微増

 アジア旅行がメジャーになってきている昨今、行きたい渡航先は相変わらずヨーロッパ勢が上位を独占していることが、リクルートライフスタイル(東京)の『海外旅行調査2015』で分かった。1位がイタリア、2位フランス、3位スペインだ。 4位も、2ランクアップでドイツと、トップ4をヨーロッパが独占。渡航先満足度ランキングでも、1位は、9位から大幅上昇してスペイン。2位・3位は「東ヨーロッパ諸国」「西ヨーロッパ諸国」が入り、ヨーロッパ勢がトップ3を独占した。 レジャー渡航先では、台湾が初の1位。2位にハワイ(オアフ島)、3位が韓国。レジャー渡航者のうち、過去、海外旅行に10回以上行ったことがある“ヘビー旅行者”の割合は若干上昇し、58%だった。

水分をしっかり取るFastingでキレイに!  ポッカサッポロの「ゲロルシュタイナーFastingキャンペーン」

水分をしっかり取るFastingでキレイに!  ポッカサッポロの「ゲロルシュタイナーFastingキャンペーン」

 海外セレブが相次いで実践したことで注目されている“Fasting”(ファスティング)。しっかりと水分補給をしながら食事を制限することで、美容と健康を手に入れるダイエット方法だ。一般的なダイエットで食事だけでなく水分も過度に制限すると、腸のぜんどう運動が低下しその結果、腸内環境が悪化する。腸内環境が悪化するとエネルギーがうまく全身に届かなくなり、体内でのエネルギー活動が低下、代謝機能が落ちるという。つまり、ダイエットでも水分をきちんと摂取して腸を規則正しく動かし続けることが大事なのだ。もっとも、栄養バランスが崩れては不健康になる。そこで、Fastingを取り入れたい人にオススメなのが、カルシウムやマグネシウムなどの天然ミネラルが含まれる天然水。特に天然炭酸水は空腹感を和らげてくれるのでFastingには最適だ。 ドイツ生まれの高硬度(1310??/?)の天然炭酸水「ゲロルシュタイナー」を販売するポッカサッポロフード&ビバレッジでは、Fastingトライアルキットを抽選で300人にプレゼントするキャンペーンを始めた。ゲロルシュタイナーはドイツ西部のアイフェル火山麓で採水・ボトリングされている天然炭酸水で、天然ミネラルが豊富に含まれている。 ポッカサッポロがスパスタジオを展開している「insea」とともに、Fastingを取り入れた食生活と溶岩浴(マグマスパ)でのエクササイズを組合せたプログラムを4、5月に実施したところ、「すごく汗が出て気持ちがいい!!」「ゲロルシュタイナーとマグマスパの相性がかなり良い」などと大好評だった。 オリジナルプログラムは見逃したが、これからFastingを試したい!という人は、併せてゲロルシュタイナーも飲んでみては? キャンペーンの〆切は7月17日。応募はキャンペーンサイトから。 美しくあるためには健康が大事。水分をしっかり取るFastingで健康とキレイを手に入れよう〜。

新潟の“イタリアン”がすごい!  旅めしランキング

新潟の“イタリアン”がすごい!  旅めしランキング

 ご当地グルメもいろいろだけど、「イタリアン」といわれて「焼きそば」はなかなか思い浮かばない。近年、新潟のご当地グルメとして知名度を上げている「イタリアン」が、楽天トラベルの「新潟県を旅した人が選ぶ!新潟県・旅めしランキング」で7位に選ばれた。 このイタリアン、もちろんイタリア料理ではなくて、ソースで仕上げた焼きそばの上に、トマトソースをかけた創作料理。モチモチ食感の太麺に、トマトソースがよく絡み、ボリュームたっぷりで400円前後というコスパの良さも人気の秘密だとか。トマトソースの代わりに、カレーソースやホワイトソースがかかった派生メニューもあるという。 ちなみに新潟の旅めし1位は「へぎそば」。良質なそばの実の産地で、天然の湧き水も豊富な郷土料理。つなぎに海草の布海苔(ふのり)を使う為、独特の強い「コシ」と歯ごたえが特徴だ。2位以下は次の通り。 1位      へぎそば  384票2位      栃尾の油揚げ 180票3位      のっぺい汁   110票4位      タレかつ丼 69票5位      笹寿司 63票6位      ぽっぽ焼き 44票7位      イタリアン 40票8位      鯛茶漬け 28票9位      燕三条背脂ラーメン 27票10位    はらこ丼 24票

夏の朝にすっきり! 「伊右衛門」からレモン果汁入りのアイスティー発売

夏の朝にすっきり! 「伊右衛門」からレモン果汁入りのアイスティー発売

 サントリーの緑茶ブランド「伊右衛門」から、「伊右衛門 朝のアイスティー」が発売された。 「伊右衛門」は従来の緑茶飲料だけにとどまらず、新たな茶飲料の需要創造を目指し、老舗茶舗ならではの「緑茶を生かした中味の設計」を行っているブランド。そんな中、新たに発売された「伊右衛門 朝のアイスティー」は、ペットボトル緑茶のメーンユーザーである30〜50代の男性の多くが商品を購入する比率の高い「朝」に着目。暑さ本番を迎え、さらに増すことが予測される通勤の疲れをリフレッシュできる飲料として開発された。 「伊右衛門 朝のアイスティー」は「伊右衛門サロン京都」の人気レシピを参考に作られた、すっきりとした甘さのアイスティー。カテキン含有量の多い茶葉を高温で効率よく抽出することで、さっぱりとした後口のキレを実現し、また、爽快感のある酸味と果実感が特長の有機レモン果汁、本物の果実から抽出した香りをブレンドすることで、爽やかなレモンの味わいを感じられる中味に仕上げている。朝のリフレッシュにぴったりだ。 「伊右衛門」では、季節や気温に応じて人間の水分摂取量や生理的欲求が変化することに着目し、春は新茶入りのみずみずしい味わい、夏は爽やかな香りで後味さっぱり…と、季節ごとに“最もおいしいと感じる”味わいや香りを、今後も提案していくという。 「伊右衛門 朝のアイスティー」は、全国のファミリーマート限定で販売。価格は140円(税別)。

夫のお小遣い平均額  妻は今より減らしたい?増やしたい?

夫のお小遣い平均額  妻は今より減らしたい?増やしたい?

 「当然よ」が7割、「そうなの?」が3割だ。夫が自由に使えるお金を“お小遣い制”にしている既婚女性は68.4%、そうでないのが31.6%と、約7割の家庭がお小遣い制だったことが、ソフトブレーン・フィールド(東京)のアンケートで分かった。

暮らしのコト
プリンピック開催へ!?  マツコ番組出演者のプリンも

プリンピック開催へ!?  マツコ番組出演者のプリンも

 世界中、いろんな名前で存在するスイーツ、「プリン」。その世界初となるオリンピック「プリンピック」が、東京五輪の前年、2019年に開催されるらしい。“らしい”というのは、このプリンピックの開催を目指し、クラウドファンディングがスタートしたところだからだ。 

ニュース
今年の「そうめん」トレンドは?  人気のアレンジレシピの数々

今年の「そうめん」トレンドは?  人気のアレンジレシピの数々

 梅雨後半から何となく増えてくるのは「おそうめん」。さっぱり、簡単、アレンジ自由な主婦の味方だ。そうは言っても、自分でひねり出すアレンジは限界があるから、レシピサイトへGo!なわけだが、クックパッドが今年の「そうめん」に関するトレンドを調査してくれた。 それによると、「そうめん」の検索は、毎年4月下旬から気温の上昇と共に右肩上がりで、7月がピーク。「そうめん」と組み合わせて検索されるワードが、やっぱり「アレンジ」だ。人気上位のレシピはつけ汁ではなく「ぶっかけ」タイプ。そうめんは短時間でゆで上がるうえ、肉や野菜を乗せた風味豊かなかけつゆで楽しむ「ぶっかけ」であれば、洗い物も少なく済み、時短で済ませたい暑い時期の料理にはぴったりのメニューだからだ。最近は冷製パスタ風のそうめんなど洋風レシピも目立ち、検索でも「オリーブオイル」との組み合わせ検索が増加しているという。 また、チャンプルーといったおかずバージョンや、ゆですぎた残りをお好み焼きやチヂミ、団子などにリメイクするレシピも人気。さあて、どんなおそうめん作ろうかな。

子どもに裕福とは何かを教え、贅沢な暮らしを体験させるツアー!  さすが中国!?

子どもに裕福とは何かを教え、贅沢な暮らしを体験させるツアー!  さすが中国!?

 経済成長目覚ましい中国だが、親が子に「頑張ればこんなに裕福で贅沢な暮らしができる」と教え、鼓舞する驚きのツアーがあるという。そしてそのツアーは、多くの親からとても人気があるという。  中国・広東省清園市にある、旅行会社ヘミングアイランドリゾート&スパは、「子どものお金持ちになって成功したいという欲望をかきたてる」ことを目的に、数十万ドルの価値があるラグジュアリーな貸別荘に親子連れで訪れるツアーを開催している。自分の子どもに「リッチになることは社会的なステータスと成功のしるしだ」ということを肌で感じてもらいたい親にとっては、絶好の機会であろう。  同社の代表は、ツアーについて「土日に開催しており、毎週50組ほどの家族が参加しています」と話している。6月1日は「六一児童節」と呼ばれる中国の「子どもの日」であったが、その日は特に人気となり、300組以上の家族が参加したという。ツアーでは、親たちは子どもに金持ちは成功の証、そして一生懸命学校で勉強すれば、いつか美しい家や高級な車を持つことができ、社会的なエリートになれると教えるのだ。  このツアーについてのニュースが中国のネット上で流れた時、中国版ツイッターのWeiboでは、人生においてなによりお金が大切と説くことは不健康でゆがんだ価値であるとして、多くのユーザーがネガティブな反応を示していた。しかし、なかには「成功というのは間違いなくお金を手にすることも含んでいる。人々がお金持ちになれ、夢を実現することは悪いことではない。他人の教育方針を過剰に批判するべきではないのでは?」といった意見もあり、賛否両論が巻き起こっていた。  もし日本にも同様の贅沢ツアーがあったとしたら、あなたは自分の子どもを連れていくだろうか? 

やっぱり母乳の力は偉大! 母乳で育った子どもは小児白血病のリスクが大幅低下

やっぱり母乳の力は偉大! 母乳で育った子どもは小児白血病のリスクが大幅低下

 赤ちゃんにとって母乳がなによりの栄養であることは周知の事実であるが、最近では仕事の関係や母乳が出ない体質のママが増加したこともあり、現実問題として母乳を飲ませることが困難な人もいる。しかしこのほど、改めて母乳の偉大さを感じる研究結果が報告された。幼児期に母乳で育った子どもは小児白血病になるリスクが大幅に下がることがわかったのだ。小児白血病とは“血液のがん”と言われ、血液細胞がつくられる過程でがん化して無秩序に増殖する病気である。幼い子どもや思春期の10代における主要な死亡原因の1つだ。  医学誌「JAMA Pediatrics」に掲載された研究報告によると、6か月以上を母乳で育った子どもは、全く、もしくは6か月未満しか母乳を飲んでいない子どもに比べて19%も小児白血病にかかるリスクが低いことを発見した。研究は、小児白血病を患っている1万人を含めた、28,000人の子どもを対象にした18の研究データに基づいている。しかしこの報告は、小児白血病に関する直接的な原因や影響ではなく、関連性についてのみわかっただけであり、生物学的なメカニズムを説明できるためにはさらなる研究が必要とされている。 米国小児科学会は、感染症やアレルギー、乳幼児突然死症候群などその他の病気のリスクを下げるとして、母親に対して幼児には少なくとも6か月は母乳を与えるように推奨している。この新しい研究のリーダーである、イスラエルのハイファ公共衛生大学のエフラット・L・アミテイ氏は「母乳の健康上のメリットを主張する研究は数多く存在している。母乳は研究所では作り出せない、抗体やナチュラルキラー細胞といった生きた物質を含んでいるのだ」と、改めて母乳栄養のメリットについて言及している。 実は母乳を与えることは母親にとってもメリットが多くある。授乳中に分泌されるホルモンには気分を落ち着かせる効果があったり、母乳を生成するために脂肪が燃焼されるのでダイエットになったりするのだ。こうした研究結果を耳にするたび、改めて人間の体の神秘性や母の偉大さを感じてしまう。

知ってた? 世界の飢餓人口は25年前に比べて減少している

知ってた? 世界の飢餓人口は25年前に比べて減少している

 たびたび報道される世界中の自然災害や紛争の話題を耳にするたび、世界では貧困や飢餓が増え続けていると思う人が多いだろう。しかし国連は先日、世界における飢餓人口の数は25年前の10億人以上から7,95億人に減少したと発表した。 特に東アジアやラテンアメリカ、カリブ海地域などは貧困層をも巻き込んだ経済成長、農業への投資や政治の安定のおかげで最も飢餓人口が減少した。そして調査対象となった129のうち72の国と地域が、「ミレニアム開発目標」(2015年までに達成すべき8つの目標を掲げた、開発分野における国際社会共通の目標)を達成したという。 しかしサハラ砂漠より南に位置するアフリカの地域では、いまだに世界でもトップレベルの栄養不良の問題がある。約4人に1人は健康的な生活を送るうえで十分な食料を得られていないのだ。いくつかの西アフリカ諸国は国連の目標に叶うように、こうした地域へ農業生産の向上やインフラへの投資を通じて支援、管理している。 「ミレニアム開発目標の近似値達成は、我々が確かに一生の間に飢餓という惨劇を無くすことができることを示した」と、国際連合食糧農業機関のチーフ、ジョーズ・グラジアーノ・ダ・シルバ氏は語る。シルバ氏はまた、世界の人口は1990年に比べて19億人も増えており、自然災害、政治的不安定、紛争などが発展途上国には多くあるにも関わらず飢餓人口と栄養不良は減少していると述べた。とりわけ家族経営や小規模な農家によって農業生産性を改善し、学校給食プログラムなど、より良い社会的保護措置が、飢餓の減少において最も大きな影響を持っていたという。 依然として数は多いのだが、25年前に比較するとかなり大きな減少傾向にある世界の飢餓人口。日本にいると実感できないが、地球の裏側では少しでも前より良いことが起きているということはうれしいことではある。

見て終わりではなく、見た後が重要な映画  市民全員参加型の「未来シャッター」

見て終わりではなく、見た後が重要な映画  市民全員参加型の「未来シャッター」

 いったい、これはどういう種類の映画なのだろう。どう人に伝えたらいいのだろう・・・。 NPO法人ワップフィルム(東京)が6月19日(金)、東京・大田区のTIAT SKY HALLで映画『未来シャッター』のマスコミ試写会を開催した。何の予備知識もなく娯楽映画かと思って出かけた筆者だったが、見終えた途端に冒頭のように悩んでしまった。物事を伝えるのが仕事のメディアの人間としては失格であるが、真摯に伝えようとすればするほど、その全貌をシンプルに表現することは難しい。 柱となるストーリーはこんな感じだ。「大手映画会社を退職し心を閉ざしたOL未希、職業を転々とする篤志、外国人留学生アントニオ。今の社会に生きにくさを感じ、適合できない若者たちだったが、未希の親友の久美や地域を活性化しようとする柴崎によって、自ら未来を作り出そうと再チャレンジの冒険が始まる・・・」 だが、本当の主役ではないかと思えるのは、主人公たちが訪れる商店街、企業、プロジェクト、町工場、農業、フューチャーセッション、ものづくりの現場などに登場する人々だ。なんと全員が実際に活動・生活する人たちで、ほとんどがリアルな肩書のままである。途中で、「ん? これってドキュメンタリーだっけ」と思うくらい大勢登場し、主人公たちの物語は要所要所で進行していくのみだ。 そして、随所に挟み込まれるのが、「警句」ともいうべき登場人物たちの言葉だ。「人間にとって一番やっかいなのは自分の心」「人生の主導権を取り戻そう」「心のシャッターを上げよう」「鳥の目、虫の目、魚の目で見ればいい」「人間は誰かのため、地域のために生きることで成長する」・・・・・・。もがきながら懸命に生きている人なら誰もがひとつふたつは胸にささるであろう言葉の数々。 実はこの映画は、コンセプト・脚本メイキング段階から十数名のプロジェクトとして始まり、次第に多様な関係者を巻き込み、ロケ地提供、特別出演、サポーター登録などの協力を得ながら3年間かけて完成したという。故菅原文太氏が内諾していたナレーションは、俳優の宇梶剛士が遺志を引き継いでいる。 正直、柄がバラバラのパッチワークのようでもあり、種々雑多な具がぎっちり詰め込まれた鍋のようでもある、捉えどころのない映画だ。一言で△△柄とか、○○鍋とまとめにくいのだが、まとめる必要はないのかもしれない。そう、我々はきっと必要以上に線引きをしたがるのだ。高橋和勧(たかはし・かずゆき)監督が「自分自身が何回見ても勉強できる映画」と語ったように、これは一度見ただけで終わりという映画ではない。自分の生き方を見直したり、あるいは仲間や家族と見て自分はここが気になったなと話し合ったりできる、いわば見た後が重要な映画なのかもしれない。 「自分たちの未来は自分たちで創る。自分の人生の主導権を取り戻す」というアクションを起こす若者を増やしていくのが目的というこの映画は、自主上映も募っている。何かピンときた人、仲間と見てみたいという人はワップフィルムまで連絡してみてはどうだろう。 ■一般ロードショー日時:2015年7月1日(水)〜7月8日(水)・平日    19:00〜・金曜日   19:00〜、21:00〜・土・日曜日 15:00〜、19:00〜会場:キネマフューチャーセンター(東京都大田区東蒲田2-20-2 キネマ通り商店街)定員:各回20人料金:1ドリンク付き 一般1,000円、障がい者手帳所有者と同伴者、および学生は500円■予告編https://www.youtube.com/watch?v=d-cPATe2rXc

イタリア人が認めないパスタ  気にせず新発売!! 

イタリア人が認めないパスタ  気にせず新発売!! 

 イタリア人に認めてもらって、堂々と“パスタ”を売り出そうと思っていた日清食品。かわいそうに、86%のイタリア人が、こんなのパスタじゃない、というまさかな結末。でも日清食品はめげなかった。そしてカップヌードルブランド初のパスタ「カップヌードル パスタスタイル ボンゴレ」「カップヌードル パスタスタイル ボロネーゼ」を29日、発売する。 日清食品が出かけて行ったのは、パスタ発祥の地グラニャーノ。パスタにうるさいイタリア人の中でも、最もパスタ通が多いといわれる街の住民にお墨付きを得ようと、朝8時から夜22時頃まで毎日スタッフ総出でインタビューにかかった。日清の威信を背負って、パスタかパスタでないのか?を質問し続けたが、本場イタリア人の86%はノーという衝撃の判定結果。事の一部始終を聞いた担当者たちは、まさかの結末に唖然……。しかし「もうパスタじゃなくてもいい、カップヌードルだし」ということで、本場の声を気にせず開き直り、発売に踏み切った。 もっとも、パスタとは認められなかったが、「美味しい」ことは認めてもらっている。この衝撃判定をしたイタリア人たちのリアルな反応、喜怒哀楽の生リアクションが詰まった痛快ドキュメンタリーを楽しんだら、日本人としてはやっぱりちょっと味見せざるを得ない。特設サイトURL

航空業界のオスカー発表!  ベストエアラインは?

航空業界のオスカー発表!  ベストエアラインは?

 テンポの良いメッシとドログバの爆笑対決CMが話題になっているターキッシュ エアラインズ(トルコ航空)。2015年度SKYTRAXアワードで、同社が「ベスト エアライン ヨーロッパ」、「ベスト エアライン 南ヨーロッパ」、「ワールド ベスト ビジネスクラス エアライン ラウンジ」、「ワールド ベスト ビジネスクラス  ラウンジ ダイニング」の4部門を受賞した。「ベスト エアライン ヨーロッパ」は昨年に続き5年連続の受賞だ。SKYTRAXアワードは航空業界のオスカーとも呼ばれ、今回の調査は世界112ヶ国1302万人の乗客から、満足度などの投票を行った。 ターキッシュ エアラインズはトルコのフラッグキャリア。世界110ヶ国276都市の広範囲なネットワークで世界一の就航都市数を誇る航空会社だ。イスタンブールのビジネスラウンジは、5900平米以上のスペースで、1000人以上の席を設ける世界で最も豪華なラウンジの一つとして知られている。今回のアワードでも「ワールド ベスト ビジネスクラス エアライン ラウンジ」、「ワールド ベスト ビジネスクラス ラウンジ ダイニング」に輝いた。ターコイズブルーの座席に、ちょっとスパイシーでボリュームたっぷりの機内食。また乗りたいなぁ。ターキッシュ エアラインズHP