冬になると必ず話題になるのがインフルエンザ。予防接種をすでに受けた人も多いかな? タカノフーズ(茨城)のサイト・おかめ「納豆サイエンスラボ」は、「冬の感染症予防と納豆の健康効果」について、20〜60代の男女1,000人を対象としたアンケート調査を実施した。最初に、「過去に感染・発症したことのある感染症の有無」について尋ねると、1位は毎年猛威を振るう「インフルエンザ」(62.5%)となった。2位以下は「急性上気道炎(風邪)」(45.9%)、「感染性胃腸炎(ノロウイルスを含む)」(20.3%)、「急性気管支炎」(10.0%)と続き、インフルエンザに感染したことがある人が実に多いことが分かった。 風邪やインフルエンザの予防には、まず手洗いとうがいを徹底することが大事だが、「手を洗わずに、トイレから出たこと」がある人は27.4%。「手を拭いたり、洗わずに食事をすること」がある人は37.0%もいることが判明した。まずは手洗いとうがいをしっかりしようね。「冬の感染症対策や免疫力UPのために取り入れたい食品」を聞くと、1位は「ヨーグルト・乳酸菌飲料」(734票)となった。2位に「納豆」(654票)が入り、3位は体を温める効果があるといわれる「生姜」(385票)だった。 大豆から納豆を作るには納豆菌が欠かせない。そして納豆の健康作用もこの納豆菌が左右するが、納豆菌の5つの特徴(味、におい、豆のやわらかさ・かたさ、ねばり、栄養・健康作用)をすべて把握している人は32.4%と多くはなかった。中でも「S-903納豆菌」にはインフルエンザを予防する効果が報告されているという。 今年の冬はインフルエンザ予防に納豆を毎日食べてみる?
「納豆」
記事一覧
醤油や味噌の摂取量は減っているけど・・・ 夏の終わりの体調不良を防げるかも!?
醤油や味噌など、日本には伝統的な発酵食品が多々あるが、万田発酵(広島県)が全国の20〜60代の男女1800人を対象に実施した「現代日本人の発酵食品の摂取と体調」に関する調査によると、日本人は5年前と比べて「醤油」「味噌」など和風発酵食品の摂取頻度が減少していることが明らかになった。 その一方で、5年前と比較すると 「ヨーグルト」や「チーズ」の摂取量は増えている。だが、これらは発酵食品といっても動物性。植物性の「醤油」や「味噌」などが減っているのは、ちょっと気になるところだ。中でも50〜60代の植物性乳酸菌由来の発酵食品離れが顕著となった。そうした中で、発酵食品の摂取頻度が足りないと自覚する人は58.0%、1日に摂る種類が足りないと自覚する人は60.5%もいる。 「醤油」などの摂取量が減るのは、“塩分”を気にしているのかもしれない。一方で、調査の結果によると、「肌への自信がない」人は、「自信がある人」に比べて発酵食品不足を実感する傾向にある。特に素肌に自信のある人は、あらゆる発酵食品を1日2回摂取するなど、発酵食品はアンチエイジングにもつながるようだ。 “腸のスペシャリスト”である松生クリニック院長で医学博士の松生恒夫先生は「夏の終わりの急激な気温低下で体調を崩す“春夏冬(秋ナイ)症候群”に要注意!」と指摘した上で、その対策として「ヨーグルトやチーズに加え、和風発酵食品をもう1品、たとえば、漬物や野菜たっぷりの味噌汁などを積極的に摂り、植物性乳酸菌の摂取を習慣化させること」を挙げている。 「醤油」や「味噌」は、今の季節、実はカラダに良い食品。塩分が気になるなら、減塩タイプのものもあるわけだから、積極的に摂取してみたらいかが?
「カツオとショウガ」の組み合わせは高知でマイノリティ!? 全国の調味料・薬味事情を大調査
食べ物に使う調味料や薬味には、地域ごとに微妙な差があるようです。「納豆に醤油」などベーシックな組み合わせから、「マグロに塩」などの変わりダネまで、全国アンケートで各地域の味好みが明らかに!
長野の菌活が語るもの 健康のディープな根拠
就活、婚活、朝活と、なんでも“活”な時代、最近は発酵食品やきのこなどから体に良い菌を積極的に食生活に取り入れようという“菌活”もブームだ。でも、それってどれくらい健康にいいのかと聞かれると、他の健康法同様、“なんとなく良さそう”な領域を出なかった。だが、注目すべき数字がここにある。ネオマーケティングが実施した「食生活からみる長寿に関する調査」の結果だ。 ポイントは長野県。全国の20歳以上の男女3200人の食生活と健康状態を調査したところ、47都道府県のうち、長野県の食卓には突出して菌類が含まれる食べ物がのぼっていることが分かったのだ。たとえば、子供の頃から「菌類」を取る食生活を送っている人は、長野県では7割を超えていて、全体の平均(55.5%)をはるかに上回る。また、毎日「菌類」の食べ物を食べている人も、長野県では53.3%。その他の46都道府県が40.2%なのに比べると、やはり“菌活”が活発な県民といえる。 さて、長野県の菌活と健康はどうつながるのかであるが、厚生労働省が2013年に発表した「都道府県別生命表」によると、長野県は何と平均寿命が男女ともに1位(男性80.88歳、女性87.18歳)なのだ。食べ物は身体をつくる。健康の元は食生活。そう考えると、この統計と長野県民の“菌活”は無縁とは言い難い。 では、長野県民はどんな菌類を食べているのだろう? 長野のスーパーをのぞいたことがあるだろうか? とにかく大きなブナシメジやエリンギが、ぜいたくに並んでいる。名物きのこ汁や、きのこ鍋も思い浮かぶ。調査でも、やはりきのこ類を1日1回以上食べる人が20%と、他の都道府県(11.7%)に比べ多く、チーズや納豆を含め、長野県民の菌類摂取頻度はなかなか高い。長野の8割以上の人が、きのこなどの菌類をふだんから食べることが長生きにつながる、と思っているという結果も出ている。 菌活には、どうやらディープな根拠がありそうだ。
ご飯のおともに食べるもの 東高西低の納豆
毎日“ごはん”を食べる人が案外多い。マイボイスコム(東京)のアンケート調査では、毎日ご飯を食べる人は75.2%、「毎日1〜2回」が61.2%もいた。おかずの品数は、「3品」が45.6%でボリュームゾーン。
1パック2,000円の納豆!? 超高級の限定品
新発売した30個は即完売だった。 “日本一高級な納豆専門店”といわれるふく屋(秋田)の「丹波篠山産100%使用 丹波黒納豆 経木入り1パック」(30g×2 / 小売価格2,000円(税別)だ。黒豆で国内最高峰に位置する「丹波の黒豆」。
納豆臭漂う茨城県のアンテナショップでみつけた珍品「チョコ納豆」
健康に良いとされる大豆食品の中でも、納豆は栄養食品としてとくに秀でている。その効能は誰もが認めるところだ。 東京銀座にある茨城県のアンテナショップ「茨城マルシェ」では、7月10日の「納豆の日」に合わせて「納豆祭」を開催している。
手作り納豆ってどんな味?「カモシコ」で始める発酵食品生活
美味しい発酵食品を作るコツは、スイッチを入れて放っておくだけ!? 簡単すぎる発酵食品メーカー「カモシコ」で手作り納豆を作ってみました。