街のコト

納豆臭漂う茨城県のアンテナショップでみつけた珍品「チョコ納豆」

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(Jタウンネットより)
健康に良いとされる大豆食品の中でも、納豆は栄養食品としてとくに秀でている。その効能は誰もが認めるところだ。

写真:すべて編集部が撮影
写真:すべて編集部が撮影

東京銀座にある茨城県のアンテナショップ「茨城マルシェ」では、7月10日の「納豆の日」に合わせて「納豆祭」を開催している。あのネバネバが大好きな人は見逃せないイベントといえるだろう。

首都高速の高架下に店はある
首都高速の高架下に店はある
ご当地キャラ「ハッスル黄門」と「みとちゃん」がチラシに
ご当地キャラ「ハッスル黄門」と「みとちゃん」がチラシに

納豆臭いアンテナショップで発見

店内に足を踏み入れる……こ、これは! 自分の後に入った女性たちは、ストレートに「納豆の臭いがするぅ~」と苦笑いの表情。店内が納豆関連商品にあふれていることもあり、彼女たちはげらげらと大笑い。笑気ガスの一種を吸ったと自己暗示をかければ笑顔にもなろう。画像でこの香りが伝わらないのは惜しい。

なっとう味スナック
なっとう味スナック

数ある商品の中から編集部員の目にとまったのが「チョコ納豆」だ。天然高級納豆より若干大きいサイズで、包装に思わず「藁」ってしまった。これはもう買うしかない!

価格は514円(税込)。納豆祭期間中ということで、先ほどの納豆味スナック1本、特製うちわを1つそれぞれもらった。

みとちゃんのイラスト入りうちわ
みとちゃんのイラスト入りうちわ

スナックの袋を開けると、見た目普通のスナック菓子と変わらない食べ物が出てきた。変わった臭いもしない。口に含むと…ほんのり納豆の味がした。それほどきつくはない。

開封したなっとう味スナック
開封したなっとう味スナック

見た目は麦チョコっぽいが…カリッとしている

話をチョコ納豆に戻す。包装は結構厳重で、藁を縛っているヒモは手でほどいてもいいが、結構きつく縛ってあるのでハサミで切った方がラク。

チョコはさらにビニールの袋に入っている。藁のボリュームからすると「あれ、中身はちょっと少ないかも!?」という印象を受ける。
袋の中に入っていたチョコ納豆は、見た目麦チョコそっくり。糸は引いていないけれど、熱のせいでわずかに溶けていた。納豆の臭いは感じられない。

「麦チョコ」と見間違うビジュアル
「麦チョコ」と見間違うビジュアル

包丁で2つに割ってみた。乾燥した納豆の粒にチョコがコーティングされている。

スパッと2つに切断できた。
中には乾燥した納豆の粒が。

まずは1粒かじってみる。節分用の豆と麦チョコの中間ぐらいの硬さだ。1粒だけだとほとんどチョコの味しかしない。

次に5~6粒まとめて口にほおばった。すると――じんわり納豆の味が口の中に広がった。それ以降は、何粒食べても納豆の味が感じらえるようになった。
アーモンド入りのチョコがそうであるように、「主役はあくまでもチョコ」。そんな印象を受けた。

だるまの絵が描かれている包紙には次のような説明が書かれている。

「この製品は、水戸芸術館 佐藤卓展「日常のデザイン」おみやげプロジェクト(2006)により、リニューアル・開発されたものです。」

製造者は納豆メーカーの「だるま食品」(水戸市)。1月22日付記事【募集中】あなたの地元の「ご当地”変わり種”カレー」を教えてください!で取り上げた「水戸納豆カレー」を出しているメーカーでもある。

納豆マルシェ…じゃなかった、茨城マルシェ内にあるレストランでは、期間中、ランチタイム(11~15時)に「710円特別納豆ランチメニュー」を提供している。
※7月10日はイベント開催のためレストラン休業。

とことん納豆を愛する茨城県民。その情熱が伝わる納豆祭は7月13日まで開催されている。

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