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醤油や味噌の摂取量は減っているけど・・・ 夏の終わりの体調不良を防げるかも!?

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(OVO オーヴォより)

醤油や味噌など、日本には伝統的な発酵食品が多々あるが、万田発酵(広島県)が全国の20〜60代の男女1800人を対象に実施した「現代日本人の発酵食品の摂取と体調」に関する調査によると、日本人は5年前と比べて「醤油」「味噌」など和風発酵食品の摂取頻度が減少していることが明らかになった。

その一方で、5年前と比較すると 「ヨーグルト」や「チーズ」の摂取量は増えている。だが、これらは発酵食品といっても動物性。植物性の「醤油」や「味噌」などが減っているのは、ちょっと気になるところだ。中でも50〜60代の植物性乳酸菌由来の発酵食品離れが顕著となった。そうした中で、発酵食品の摂取頻度が足りないと自覚する人は58.0%、1日に摂る種類が足りないと自覚する人は60.5%もいる。

「醤油」などの摂取量が減るのは、“塩分”を気にしているのかもしれない。一方で、調査の結果によると、「肌への自信がない」人は、「自信がある人」に比べて発酵食品不足を実感する傾向にある。特に素肌に自信のある人は、あらゆる発酵食品を1日2回摂取するなど、発酵食品はアンチエイジングにもつながるようだ。

“腸のスペシャリスト”である松生クリニック院長で医学博士の松生恒夫先生は「夏の終わりの急激な気温低下で体調を崩す“春夏冬(秋ナイ)症候群”に要注意!」と指摘した上で、その対策として「ヨーグルトやチーズに加え、和風発酵食品をもう1品、たとえば、漬物や野菜たっぷりの味噌汁などを積極的に摂り、植物性乳酸菌の摂取を習慣化させること」を挙げている。

「醤油」や「味噌」は、今の季節、実はカラダに良い食品。塩分が気になるなら、減塩タイプのものもあるわけだから、積極的に摂取してみたらいかが?

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