■ナチュラルテイストの飾り棚作りに挑戦

「ゼロから始める女子DIY部」。今回は、壁掛け式の飾り棚を作ります。
平たんな印象になりがちなお部屋の壁をオシャレにグレードアップさせちゃいましょう。
今回もat home VOX編集部スタッフが挑戦してきました!
■飾り棚
【難易度】★★☆☆☆(簡単)
【想定作業時間】約50分
【材料】
・側板(143mm×267mm)…2枚
・ 背板(90mm×395mm)…3枚
・ 底板(143mm×358mm)…1枚
・ 木ネジ(35mm)…4本
・ 釘(25mm)…12本
・ 壁掛け用の金具…2つ
・ ワイヤー…1本
※ 材料費の合計…約3500円
■ 飾り棚の主な作業工程
1.木材に塗料を塗る。
2.底板に側板を取り付ける。
3.背板を取り付ける。
ナビゲーターは、tukuriba店長の掃部関(かもんぜき)さんです!
1.木材に塗料を塗る
最初は木材に塗料を塗る作業からスタート。
背板は、ピンク・水色の塗料と茶色のワックスを使い、3色に塗り分けます。
側板と底板は茶色にペイント。いらない布にワックスをとり、木材に伸ばしていきます。
掃部関さん「ワックスを塗りすぎてしまった場合は、別の布で拭き取れば大丈夫。好みの濃さに調節しながら塗ってください」


ペイントした部分が乾いたら、上から白色の塗料を重ねます。
塗料が乾いたら、サンダー(やすり)がけをして、白色の部分を削り、木材をアンティーク風の質感に。これなら壁にもよくなじみそうな色合いです。
2.底板に側板を取り付ける
組み立て作業は側板と底板部分から。
組み立てる前に、棚の前面につけるワイヤーを挿すための穴を開けておきます。

アクセサリー収納棚を作ったときと同じように、電動ドリルドライバーのビットにビニールテープを巻いて貫通防止の目印にします。

いつもと同じように下穴をあける→木工用接着剤を塗る→電動ドリルドライバーでネジどめという手順で組み立てます。

片方の側板のネジどめができたら、先ほど開けた穴にワイヤーを挿し込み、もう一方の側板もネジどめします。
横からのネジどめは少し難しい……! ネジが曲がってしまって、うまくとめられません。
掃部関さん「ネジがグラつかないくらい辺りまでとめられたら、あとは木材を縦にしてネジどめしても大丈夫ですよ」
3.背板を取り付ける
木工用接着剤を塗った上に、3枚の背板を好きな順番で乗せ、各背板に左右2ヶ所ずつかなづちで釘を打ちます。これで棚の部分はできあがり。
掃部関さん「小さな金具なので、マスキングテープで固定した上からネジどめするといいですよ」
左右に金具がつけられたら、完成です!

DIYしてみた感想は……。
「使う木材の種類や、組み立て作業はシンプルなので、初心者にもおすすめです」
壁にかけてミニサイズの本棚にしたり、グリーンを飾ってインテリアのポイントにしたりと使い方はさまざま。季節ごとに飾るものを変えても楽しめそうです。
1つあると、いろいろな楽しみ方ができる飾り棚。みなさんもぜひお部屋のポイント作りに活用してみてください!
- 取材協力
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