■オシャレ部屋には欠かせない間接照明作りに挑戦
「ゼロから始める女子DIY部」。今回は壁や柱などにかけられる、ランプシェード作りに挑戦。
間接照明があるお部屋って雰囲気があるし、オシャレで憧れますよね。でも、市販品を買うとなると、ものによっては結構なお値段……。ということで、今回は自分で作ってしまいました！
早速、at home VOX編集部スタッフがその様子をリポートします。
■市販のコード式ランプをオシャレにアレンジ！
今回は市販のコード式ランプを使います。味気ない印象のランプを、インテリアショップで売られているような、オシャレな間接照明に大変身させてしまいます！
ランプのかさになる部分は、木材を3枚ずつ組み合わせて作ります。切り込みを入れて、組み合わせるという作業の繰り返しが、今回のポイントです。
■ランプシェード
【難易度】★★★☆☆（ふつう）
【想定作業時間】約50分
【材料】
・ 木材（3×45×100mm）…27枚
・コード式ランプ（市販品）
※材料費の合計…約2000円
■ランプシェードの主な作業工程
1. 木材に切り込みを入れる。
2. 木材同士を組み合わせ、ランプのかさを作る。
3. コード式ランプに組み合わせた木材を取り付ける。
ナビゲーターは、tukuriba店長の掃部関（かもんぜき）さんです！
1. 木材を組み合わせる位置に印をつけ、穴をあける
最初に、木材同士を組み合わせるための切り込みを入れる部分に、印をつけていきます。
今回は、使う木材の数が27枚と多いため、数枚ずつ重ねて一度に作業しました。重ねた木材は、真ん中をマスキングテープでまとめて固定しておくと、ズレずに作業しやすくなりますよ。
重ねた木材を手に取り、端から5mmのところに、鉛筆で2.5cmの長さの線を引きます。
先ほど引いた線の横に木材を置き、木材を置いた反対側にも2.5cmの線を引きます。これで、切り込み1つ分の印がつけられました。
掃部関さん「切り込みの幅を木材の厚さより少し広めにとることで、木材同士を組み合わせやすくなりますよ」
2. 木材に切り込みを入れる
すべての木材に印をつけたら、印に沿って切り込みを入れていきます。
ここで掃部関さんが持ち出してきたのが、なんとのこぎり！ ええっ、のこぎりなんて触ったこともないし、見るからに怖そう……。
初めて使うのこぎりにひるみながら、力いっぱい刃を前後に動かしてみるものの、なかなかうまく切れない……。情けない姿を見かねたのか、掃部関さんがコツを教えてくれました。
掃部関さん「あまり力を入れないで、リラックスして刃を動かしたほうがよく切れますよ。ちなみに、のこぎりは押して切るのではなく、引いて切るものです」
アドバイス通り、力を抜いて引く動作を意識すると、切りやすくなりました！ 緊張して力いっぱい刃を動かすとかえって危ないので、みなさんも気をつけてくださいね。
線を引いた部分に切り込みを入れたら、電動ドリルドライバーで隣り合う2つの切り込みの間に穴を開け、切り離していきます。
電動ドリルドライバーは、これまでの連載記事でも何度か使っているため、すっかり慣れてきました。穴を開けて切り込みを作っていくのが気持ちいい！
切り込みをすべて入れた状態です。ランプにつけるかさ1つにつき、切り込みの種類は写真の3種類。最初に印をつける段階で、位置を間違わないように注意してください。
3. 木材に光を通すための穴を開ける
木材に切り込みを入れたら、同じ種類の木材ごとに重ねて、電動ドリルドライバーで光を通すための穴を開けていきます。薄い板なので、数枚重ねてもすぐ穴が開けられました！
掃部関さん「数枚ずつ端材の上に重ねて、下敷きになる端材と一緒にクランプで作業台に固定すると、ズレずに穴が開けられます」
4. 木材を組み合わせて、コード式ランプに取り付ける
穴が開けられたら、もう完成間近！ 3種類の切り込みを入れた木材を1セットにして、組み合わせていきます。これを9個作れば、かさの部分の作業は終了。
あとはランプシェードを手に取り、余っている部分の切り込みにランプを入れれば、完成！
DIYしてみた感想は……。
「のこぎりを使うのは難しかったものの、細かな作業の繰り返しは無心になれて、意外と楽しい！」
壁や柱につり下げられるので、スタンドライトを置く場所がないという人でも大丈夫。
なによりこれ1つでお部屋の雰囲気がガラリと変わるのがうれしいです。どんどん部屋に友達を呼びたくなってしまいました！
玄関先に飾ってみるとこんなイメージ。外のイルミネーションにしても、なかなか雰囲気があって素敵ですよね。
みなさんも、DIYで気軽に間接照明を取り入れてみましょう！
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