家のコト

初心者集まれ! ゼロから始める女子DIY部

女子の部屋にもぴったりはまる! 「ナチュラルテイストのケーブルボックス」

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■お部屋の片付けにぴったりなアイテム作りに挑戦!

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「ゼロから始める女子DIY部」。今回は、ゴチャゴチャしがちなPCやテレビのコードをまとめて収納できる、ケーブルボックス作りに挑戦!

市販のものは、プラスチックやスチール製が多く、どちらかというとオフィスにはまるものが多いですよね。今回はそんなイメージをくつがえす、女子の部屋にもぴったりなナチュラルテイストのケーブルボックスを作ります!

さっそく、at home VOX編集部スタッフが、実際に体験してきた様子をリポート!

■基本テクニックでケーブルボックスを作る!

電源タップがぴったり納まるサイズ。これで、お部屋もすっきりしそうです!

電源タップがぴったり納まるサイズ。これで、お部屋もすっきりしそうです!

今回挑戦するのは、「ケーブルボックス」。側板(短)や中板など、小さいパーツが多いので複雑そうに見えますが、下穴を開けて木工用接着剤とネジで板をとめるという基本テクニックを使えば簡単に作れてしまうんです。

これひとつあれば、部屋で目につくコード類もすっきり! お部屋への愛着もますますわいてきそうです。市販品にはない自分好みのサイズや色で作れるのもうれしい!

■ケーブルボックス
【難易度】★★☆☆☆(比較的かんたん)
【想定作業時間】約40分
【材料】
・天板(98×200 mm)…1枚
・側板(長)(89×238 mm)…各2枚
・側板(短)(38×89 mm)…各4枚
・底板(3×135×238 mm)…1枚
・工作材(10×15×200 mm)…2枚
・木ネジ(35mm)…8本
・釘(19mm)…16本
※材料費の合計…約2000円

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■ケーブルボックスの主な作業工程

 

1.ケーブルボックスの枠を作る。
2.フタを乗せるための工作材を取り付ける。
3.枠に底板を取り付ける。
4.塗料とワックスを塗って仕上げる。

 

今回のナビゲーターは、tukuriba店長の掃部関(かもんぜき)さんです!

1.側板(短)の取り付け位置に印をつけ、下穴をあける
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側板(長)の端からそれぞれ親指の爪ひとつ分くらいのところに、鉛筆で印をつけます。掃部関さんによると、この印つけの位置もネジどめをやりやすくするポイントなのだとか。

掃部関さん「ネジどめのときに、板からネジがはみださないようにするためには、取り付けるほうの側板(短)の厚みを事前に確認しておくことが大切です。取り付ける板の厚みの半分の位置に印をつけて、下穴をあけるのがコツ」

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印をつけた部分に、電動ドリルドライバーで下穴をあけます。下穴を開けるときは、机に穴があかないように、端材などを敷くようにしてくださいね。

その後、下穴をあけた部分に、それぞれネジを立てておきます。

2.側板(長)と側板(短)をネジでとめる
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側板(短)に木工用接着剤を塗り、ネジを立てた側板(長)を乗せ、電動ドリルドライバーでネジどめをします。ネジどめのほうが、下穴をあけるときよりも、難しい! 試行錯誤した結果、ドライバーを垂直にしてとめるとまっすぐとめられることがわかりました。

3.工作材を取り付ける部分に印をつけ、下穴をあける
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側板(長)の端から4 cmの位置に、工作材を置くときの目印になるように、印をつけていきます。

掃部関さん「工作材を取り付ける部分は、天板の厚さと釘を取り付ける工作材の厚さを考慮して決めましょう」

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中板の両端と真ん中くらいの位置に下穴をあけます。下穴をあける位置は、わざわざ定規ではからなくても、だいたいの位置で大丈夫だそうです。

4.中板と側板をネジでとめる
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工作材に木工用接着剤を塗り、下穴をあけた部分にかなづちで釘を打っていきます。先に下穴をあけておくことで、苦手な釘打ちも曲がらずスムーズにできました!

掃部関さん「かなづちを使うときは、手首に力を入れずに、リラックスして打つのがコツです」

5.枠に底板を取り付ける
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底板の長い辺に3つずつ、短い辺に4つずつ、鉛筆で印をつけます。位置は大まかでいいそう。慎重な作業が続いたので、気が休まります! 印をつけたら他の行程と同じように、印をつけた部分に下穴をあけます。

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側板にそれぞれ木工用接着剤を塗って、底板を乗せ、かなづちで釘を打って固定すれば、組み立ては完了です!

6.塗料を塗り、色をなじませる
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外側の上面と側面に塗料を塗ります。塗料が乾いたら、色をなじませるために、サンダー(やすり)がけ。電動ドリルドライバーよりも楽かと思いきや、意外と力が必要でした。

掃部関さん「木目が見えるくらいに、思い切ってサンダーかけをすると雰囲気が出ますよ」

7.ワックスを塗る
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塗料を塗った部分に、いらない布を使ってワックスを塗り込んでいき、完成です! 今回は、板に塗料で色をつけているため、透明のワックスを使用しました。

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DIYしてみた感想は……。「小さいパーツが増えて、木材の取り付けが難しくなるかと思いきや、取り付け位置に下穴をあけることで作業がスムーズにできました!」

大きさや色を変えれば、自分の部屋にぴったりのケーブルボックスが作れます。みなさんも、自分だけのケーブルボックスを作って、お部屋をすっきりさせちゃいましょう!

  • 取材協力

    tukuriba本店
    東京都世田谷区瀬田2-32-14
    玉川高島屋S・Cガーデンアイランド1F
    営業時間:10:00〜20:00
    TEL:03-6870-3636
    FAX:03-6870-3535
    http://www.tukuriba.jp/

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