
お金を貯めるために今すぐできる方法のひとつは家計の節約。そのためには、家計簿をつけて家計をしっかり管理することが大切ですよね。収入と支出を正確に把握することで無駄が省かれ、計画的にお金が使えるようになります。
特にこの春からひとり暮らしを始める新入生・新社会人のみなさんは、これから自分で家計を管理していくわけです。そこで家計の管理方法のひとつである家計簿について、at home VOXが収入と支出の記録の頻度や方法を、アンケートで聞いてみました!
まず、家計簿をつけている人はどれくらいいるのかというと……。
Q.家計簿をつけていますか?

家計簿をつけている人は男性と女性で差があるものの、どちらも半分以下にとどまりました。女性の方が多いのは、家計を預かっている主婦が多いからでしょうか。
このように、家計簿をつけている人は多くないようですが、続いてはその人たちの家計簿事情を見てみましょう。まずは、どんなツールを使っているのか聞いてみました。
Q.家計簿をつけている方法をひとつだけ教えてください。(複数ある場合はメインの方法を選んでください)

男性はパソコンやスマホを使うデジタル派が多いですね。対して女性はノート派が過半数を占めています。
続いて、家計簿をつける頻度も聞いてみましょう。
Q.家計簿はどのくらいの頻度でつけていますか? 最もあてはまるものをお答えください。

男性は「1回の買い物ごと」につけている人がもっとも多く、つける頻度が下がっていくにつれて回答率も低くなっています。男性は家計簿をマメにつける傾向があるようです。
対して女性は「1回の買い物ごとに」「1週間まとめて」に回答が集中しており、ある程度まとめてつけている傾向がみえます。
先ほどの「家計簿をつけている方法」のアンケート結果で、男性はスマホやパソコンなどのデジタルツールを活用しています。スマホは常に携帯していますし、パソコンも1日1度は触るであろうツールなので、ふとしたときに入力しやすいのかもしれません。対してノート派が多い女性は、ある程度レシートがたまってから家計簿ノートを開いているのかも?
せっかく家計簿をつけるなら、継続して節約につなげていきたいですよね。そのためには、使いやすい家計簿ツールを選ぶのが重要ではないでしょうか?
家計簿アプリにはカメラでレシートを撮影するだけで自動で入力や収支計算をやってくれる機能を備えたものもあり、簡単に家計の管理ができるようになっています。家計簿アプリには「Zaim」などがあります。家計簿をつけるのに慣れていない人や、書いたり打ち込んだりするのが面倒という人は、ぜひ試してみてください。
これから家計簿をつける人がノートに手書きするなら、「かんたん家計簿」(ミドリ)など項目の少ない家計簿専用ノートが手軽でおすすめ。ざっくり収支を把握するだけでも、節約できるポイントは見えてくるはず!

「かんたん家計簿/A5サイズ」(ミドリ、直販価格税込604円)誰でも、いつからでも始めやすい入門タイプの家計簿。支出の項目を自由に設定でき、1ヶ月の収支を見開きで一覧できるので見やすさもバッチリ。レシートを一緒に保管できる収納ケース付きなのもうれしいポイント。
節約の基本は、使うのをガマンするよりもひと月に使う金額を決めておくことの方が効果的といわれます。設定した予算内で家計を回すことを第一に考えてみましょう。その工夫として、「食費」「水道光熱費」「消耗品費」「ガソリン代」「交際費」「医療費」など、あらかじめ用途別にお金を分けておくこともおすすめ。毎月決まった額を入れてその中でやりくりすれば、何をどれくらい使ったのかがひと目で分かり、節約の意識も高まりますよ!
イラスト:タテノカズヒロ
<アンケート調査概要>
対象/全国20〜59歳の男女516名
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2017年12月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「アットホーム調べ」という表記をお使いください。